【家そば放浪記】第147束:日本橋三越本店第67回とっておきの山形展の「続おそばに」で買った酒井製麺所『山めん寒ざらしそば』税込1080円(1人前540円)

ロケットニュース24

もう終わってしまったが、今回も日本橋三越本店で2023年6月5日まで催されていた「第67回とっておきの山形展」でゲットした干し蕎麦を食べていきたい。

購入したブースは前回と同じく「続おそばに」。お店のスタッフさんは、ひとつひとつのお蕎麦を指差しながら「これは、続おそばにのお蕎麦で……」と特徴などを説明。

しかし『山めん寒ざらしそば(限定品)』を指差した時は、「これは、続おそばにのお蕎麦じゃないです」と言っていた。はて……?

裏面の製造者を見て「なるほど!」と納得。というのもこの『山めん寒ざらしそば(限定品)』の製造所である酒井製麺所は、前回レビューした「続おそばに」の『来迎寺在来そば』に記載の製造所。

そんな「続おそばに」が山形展に出品している。ならば、同じ製造所だし、『山めん寒ざらしそば(限定品)』も一緒に置いてしまおう……みたいな感じなのかなと勝手に納得。いずれにしても、買うしかない!


ということで……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


約5分ゆでて……


完成。



して、そのお味は──


うまいです。うまい。うまいんだけど、普通っちゃ普通かなぁ……。もちろん「家そば」か「外そば」かなら「外」なのだけれど、よくあるっちゃよくある「うまいそば」というか。いわば「ふつうにうまい」というやつだ。

もしもスポーツ選手に例えるなら、プロ選手ではある。だが、エースでもないしファンタジスタでもないし問題児でもないしオールスターに呼ばれるほどの選手でもない。しかしながらプロではある……みたいな蕎麦である。

これね、好みもあるが、あえての「カレー南蛮そば」にしたら一級品になる気がする。ややトロっとしたカレー南蛮にドンピシャで合いそうな太さ、かたさ、そして味がした。

1パック1080円、1人前540円。超絶豪華なカレー南蛮そばでいただきたい。


執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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