本の厚さがうどん級!伊勢うどんで本を出した玉置さんに聞きました

デイリーポータルZ

いつのまにか伊勢うどんの世界に飛び込み、ばりばりに取材を重ねていたライターの玉置標本さん。

今月、その集大成ともいえる本「伊勢うどんってなんですか?」が刊行になりました。

これがすごくぶ厚い! どうしてこうなったのか、インタビューさせてもらいました。

※途中まで一般公開の、「はげます会」会員限定記事です。会員の方はこちらからどうぞ!

本の厚さが伊勢うどん級

安藤:玉置さんの本「伊勢うどんってなんですか?」を二日前から読んでるですが。

玉置:ありがとうございます。

IMG_6668.JPG
「伊勢うどんってなんですか?」

安藤:ものすごい情報量じゃないですか。こんなみっしりした同人誌見たことないですよ。で、思ったんですが、この本の厚みは伊勢うどんの太さに合わせたんじゃないかなと。

IMG_6669.JPG
きっとうどんの太さに合わせたに違いない。

玉置:いや、そんなことないんですけど、僕はウェブ育ちのライターなんで、文字数を決めずに書き放題書くタイプなんです。ページ数を決めないで好きなだけ書いて、結果、印刷代を見て青ざめるという。

安藤:書きたいだけ書いたらたまたま伊勢うどんの麺くらいの太さになっちゃたってことですか。運命ですねそれは。それにしてもこれ、10店舗以上取材してますよね。しかも中の人に話を聞いていてとにかく濃いという。この濃さはまさか伊勢うどんの

玉置:たれの濃さではないですよ。

安藤:そうですよね。これ、ウェブの記事なら一店舗ずつ一記事にできるなと思いました。なんなら前後編にわけたくなるくらい。

IMG_6673.JPG
内容がとにかく濃い。

玉置:でもデイリーで伊勢うどんの記事を10本入稿しますって言ったら安藤さん怒るじゃないですか。

安藤:怒りゃしないですが、玉置さん、たまにはカレーの記事とかも書いてみませんか、とは言うかもしれません。

玉置:カレーの記事も書きだすと10本とか書きますよ。伊勢うどんの本はたぶん人生で一度しか出さないので、この一冊ですべてを出し切った感じです。伊勢うどんはほぼ伊勢市だけの文化なので取材にも限度があったし。

安藤:なるほどー。それを聞くとこの本の尊さがわかりますね。何日間くらい取材に費やしたんですか。

玉置:最初が九泊、二回目が一泊、三回目が二泊ですね。

安藤:三回も行ってるのか。いま玉置さん、日本で一番伊勢うどんに詳しいんじゃないですか。

玉置:そんなことないです、僕なんかまだまだペーペーですよ。

安藤:これだけ書いておいてそれはないでしょう。本の中にお店の秘伝みたいな話が書いてあるじゃないですか。ゆで方のコツとか粉の配合とか。ああいうのって社外秘なんじゃないんですか。

玉置:社外秘だと思うんですが、口外してもどうせ誰も真似しないだろう、っていう気持ちがあるんじゃないかな。

安藤:やれるもんならやってみろ、的な。

IMG_6676.JPG
玉置さんが編み出した伊勢以外のうどんを伊勢うどん風に食べる方法も惜しげなく公開。

 

 

 

一般公開はここまでです。会員の方は全編へどうぞ! → 続きを読む 

この先が気になる方は入会をご検討いただけたらうれしいです。 → 入会ご案内

またにしまーす! という方も、会の存在だけでも知っていただけたらこれ幸いです。 → 「はげます会」とはいったい何なのか

はげます会_bt_20220201.jpg

 

Source

タイトルとURLをコピーしました