調べてみたら歴史古すぎる蕎麦だった!【家そば放浪記】第145束:ヤオコーで買った、柄木田製粉『永坂更科布屋太兵衛 太兵衛』税込570円(1人前190円)

ロケットニュース24

あっ! このイラスト見たことある!! ていうか、つい最近も見た気がする〜っ! そう、“このイラスト” といえば、過去に2回も登場している「永坂更科シリーズ」の粋なイラスト。そもそも永坂更科とは何なのか?

調べてみると……なんとこの『永坂更科布屋太兵衛』は、東京は3軒、神奈川5軒、北は北海道、南は福岡までに店舗を持つ歴史古きお蕎麦屋さんで、なんと創業したのは220年以上も前とのこと。ヒョエ〜ッ! スゴスギ!!

同社のサイトを確認すると、ネット通販もやっており、以前レビューした『御前そば』も、『そば粉五割 太兵衛そば』も売られていた。さらにサイトを調べると今回の『太兵衛』は五割ではなく八割であることが判明!


はたしてどのような違いがあるのか……?


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


約5〜6分ゆでて……


完成。



して、そのお味は──


うん。ウマイね〜。そつなく美味い感じですな。「家そば」か「外そば」かなら外でしょう。優等生な感じというか。ドラえもんでいうところの「出来杉くん」みたいな。

しかしながら、美味いんだけど、そこまで印象に残らないのも事実。特に「ん?」となるところが皆無がゆえ「ああ、おいしいな」で終わるみたいな。美味しいのだけれど……これが優等生の宿命なのであろうか。

とはいえ、大化けする可能性も秘めている。この蕎麦は、なんとなくだけど天ぷらが合う気がする。特に「冷」での天ぷら合わせ。「天せいろ」なんて最高かと。

でも、あえての「ひやた(冷やしたぬき)」もアリかと思う。きっと「最高峰のひやた」になるはずだ。なにせ蕎麦が美味いから。「出来杉くんが一発ギャグをカマした!」みたいなインパクトになるかと思う。そうだ、ひやたでいこう!


参考リンク:永坂更科布屋太兵衛
執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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