トレーディングカードからプラモデル、ゲーム機など、人気商品の高額転売を企む「転売ヤー」。Twitterでは企業や販売店がさまざまな対策を行い、転売対策に苦心している様子をうかがうことができます。
ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)が解説する「3分くらいでわかる週刊Twitterトレンド【J-CAST出張版】」、今回は「高額転売」に関する話題を掘り下げます。
「イベント成績を見せて」コンビニの転売対策に賛否両論
企業や販売店が行う転売対策は近年、工夫を凝らした内容になっているようです。
例えば、最近の人気商品であるポケモンカードゲーム(以下、ポケカ)については、販売するコンビニでこんな対策があったと話題になりました。
ポケカの転売対策に「イベント成績見てください」と聞くコンビニ店員の対応は神対応と言えるのか?「現状仕方ないのかも」の声も – Togetter
あるTwitterユーザーがカードを購入しようとしたところ、店員が「ポケカのトレーナーズウェブサイト(公式サイト)上の、イベントに参加した成績を見せて」と求めてきたというのです。
店員の要求は大会に参加するほどのプレイヤーでなければ対応できない内容で、高額転売が目的の購入者には太刀打ちできるものではありません。
Twitterユーザーからは「転売対策としては完璧!」と評価する声もあがったいっぽう、「コレクターや初心者は買えないのはうーんって感じ」「子供に頼まれて買いに行ったから困るな」と指摘する人も。販売店が苦心して考えた転売対策であっても、方法によっては、純粋に商品を求める購入者の範囲を狭めてしまうおそれもあることがわかります。