2023年4月10日、ペヤングの新商品『アパ社長カレー味』が発売となった。同商品は900万食を売り上げたアパホテルの名物メニュー「アパ社長カレー」をイメージした商品で、発表と同時にネット上をザワつかせた噂のペヤングである。
アパホテルの社長・元谷芙美子(もとや ふみこ)氏のインパクトが強烈すぎるあまり、味についての情報があまり入って来ないが、実際のところはどうなのか? さっそく食べてみたのでご報告しよう。
・噂のコラボ商品
ほぼ毎週のように新商品を展開し続けるペヤングの中には、稀に “コラボ商品” が存在する。北関東のスーパー・ベルクとコラボした「ペヤングわらじかつ風やきそば」や、大手ラーメンチェーン・幸楽苑とコラボした「ペヤング幸楽苑味噌野菜 たんめん味やきそば」などがそれに当たる。
だがしかし『アパ社長カレー味』ほど話題になったペヤングコラボ商品は記憶になく、やはりこれも元谷芙美子社長のキャラクターによるものなのだろう。売り場で発見した『ペヤング アパ社長カレー味』はとんでもない異彩を放っていた。
・アパ社長カレー自体は激ウマ
そもそも「アパ社長カレー」は「2杯食べても飽きない。なんなら3杯食べてもうめぇぇぇえ!」……と、ロケットニュース24に記されている。『ペヤング アパ社長カレー味』は、その激ウマなアパ社長カレーを再現できているのだろうか?
さて『ペヤング アパ社長カレー味』はメーカー希望小売価格税別250円なので、ノーマルのペヤングよりも50円ほど高い計算になる。こだわった結果の50円なのか? それとも何か別の50円なのか? 食べてみれば答えは出る……ハズだ。
で、作り方は通常のペヤングと同様で、湯切りをしたらソースを絡めるだけ。カレーの香りはかぐわしいが、ここまでは単なる「ペヤングカレー味」とさほど変わらない印象だ。だがしかし、食べてみると……
あら! ウマいやん!!
・めっちゃウマい
世の中には様々なカレーがあるが『ペヤング アパ社長カレー味』はいわゆる “甘辛いカレー” で、口当たりは甘く、後味は辛い。それなりに後味の辛さは強めでスッキリした印象を受けた。
とはいえ食べている間は濃厚な “2段階攻撃” を仕掛けてくるので、通常のペヤングカレー味よりも奥深い味わいを堪能できる。これが50円の差だとするならば「納得の50円」と言っていいだろう。
先述の通り、ほぼ毎週のように新商品を展開し続けているペヤングであるが『ペヤング アパ社長カレー味』は味的に大ヒット! これまで星の数ほど登場してきたペヤングの中でも上位に入るウマさではないだろうか? シレッとレギュラー商品になっていてもなんら不思議ではない。
というわけで『ペヤング アパ社長カレー味』は、話題にしっかりと味が付いてきている優秀なメニューなので興味がある方は1度ご賞味いただきたい。ただし買うときだけ何故かちょっぴり恥ずかしいけどね!