さて今日はミスドのドーナツで打線を組もうと思う。
どちらも僕の人生の横に常にあったものだからだ。
だからわけもなく融合したい。
集められたドーナツは16種類
経堂のミスドで買って、さらに下北沢のミスドでも追加で買った。合計16種類。ミスドの袋を持ってミスドに入ったときの店員のチラ見を僕は見逃さなかった。
ドーナツ16種類買ってこい!とわがままな漫画家に言われた編集者だと思われたのだろうか。(編集者までは正解)
ドーナツをダイヤモンドが印刷されたホワイトボードの上に置いて行く。
決まるまで4人の野球談義は楽しかったのだが、あとから聞いたら球場によくいる野球好きの戯言だったので割愛。
決まった打順とポジションを見ていただこう。
1.ポンデリング(中)
俊足だけではなく長打力のある1番打者。登場して間もないのにすっかり定番になったポンデリングがふさわしい。
2.ゴールデンチョコレート(二)
ショートのココナツチョコレートと姿が似ているので二遊間のコンビ。
ストロベリーリング(三)
ピンクで華があるのでアイドル的なサードの人気選手。選手名鑑には「脱アイドル」と書かれている。今季からキャプテン。
オールドファッション(左)
チームの看板とも言えるベテラン。ミスターオリオンズ、ミスタースワローズなどチーム名にミスターをつけて呼ばれるタイプの選手。まさにミスタードーナツ。
チョコリング(DH)
長距離打者。味が濃いのでほかの選手から浮いている一匹狼。酒臭いままグラウンドに来るという伝説がある。引退後YouTubeを始める。
ハニーチュロ(一)
一世を風靡したハニーチュロは、かつての甲子園の人気選手。サードだったがファーストを守ることが多くなり、昨年8年連続二桁ホームランが途絶えた。
シュガーレイズド(右)
「レイズド」の響きが外国人選手っぽいから(石井)。現役メジャーリーガーの触れ込みでやってきたが全然打たない。MLBで違法薬物をやっていたという噂。
エビグラタンパイ(捕)
パイがキャッチャーのプロテクターに似ているから。
ココナツチョコレート(遊)
通好みのドーナツは守備の名手。打率がキャッチャーよりも低いけど守備がうますぎるため9番で起用。将来娘がタレントになる。
先発:フレンチクルーラー
軽快で人気者だが実はバランスがよい実力派。ベテラン勢のエラーに足を引っ張られて負け越すが別のチームに行けば15勝できると言われている。
グラウンドにはいないメンバー
監督:ショコラホイップ
どっしりした存在感、でも中はチョコレートという策士。
ワンポイント:ポンデ黒糖
左のサイドスロー、ここ一番できっちり締める曲者。ポンデリングのくびれも締まってる。
抑え:エンゼルクリーム
ドーナツらしいはっきりした甘さ。5秒見てると江夏に見えてくる。
リハビリ中:ハニーディップ
人気選手だが故障で離脱して2年になる。戻ってくるのか皆心配している。
オールドファッションシナモン:開幕前に帰国する外国人選手
ミスタードーナツの公式サイトに載ってない幻メニュー(でも店舗にはある)だから。
しっとりマフィン:
毎年、今年はすごいと言われている大型外野手。期待感の野手。でも埼玉の二軍球場にいる。
すっかり川崎球場
ドーナツを楽しく並べていたつもりが、できたのは高校生の頃に好きだった野球チームになっていた。開幕から8連敗して途中で監督が更迭されるパ・リーグのチームだ。
上板橋のミスタードーナツで選手名鑑を見ているような気持ちになった。若返るね。