羽生善治九段、「3月のライオン」チロルチョコ使って将棋盤面再現 作者感激「夢なのでしょうか」

J-CASTニュース

   将棋の羽生善治九段が2023年3月21日、将棋を題材にした漫画「3月のライオン」とローソンとのコラボ商品を使って、過去に取り組んだ対局盤面を再現した様子をツイッターで披露した。升目の書かれたクリアファイルで将棋盤が、チロルチョコで駒が表されている。

   ファンから「夢の共演」「素敵」といった声が上がっているほか、同作を手掛ける漫画家・羽海野チカさんが「嬉しくてブルブル震えております…」と喜びを伝えている。

  • 羽生善治九段(2017年撮影)

    羽生善治九段(2017年撮影)

  • 羽生善治九段のツイッター(@yoshiharuhabu)より

    羽生善治九段のツイッター(@yoshiharuhabu)より

  • 羽生善治九段(2017年撮影)
  • 羽生善治九段のツイッター(@yoshiharuhabu)より

「上の子が買ってきてくれた」

   ローソンでは21日から、数量限定でオリジナル商品やノベルティを展開する「『3月のライオン』キャンペーン」を実施している。

   将棋に関連した商品もある。駒に見立てたデザインの「チロルチョコ 3月のライオン抹茶大福」(全8種)だ。それぞれ王将、金将、銀将、飛車、角行、桂馬、香車、歩兵、を担う猫のイラストが描かれている。角については、裏面に馬ではなく龍と誤表記するミスが生じた旨が公式サイトで発表されている。

   対象商品を購入すると配布されるクリアファイルは2枚並べると将棋の盤面が完成し、駒と併せて遊べるようになっている。

   羽生さんは同日、この将棋セットで指している写真を披露するとともに、下記のようにツイートした。ちなみにクリアファイルの片方には、羽生さんがモデルの1人ではないかとファンの間で目されているキャラクター「宗谷冬司」の姿も見られる。

「上の子が買ってきてくれたのでクイズです。この局面は私が指した将棋ですが、さて何の対局の盤面でしょうか?」

   投稿を受けて、原作者の羽海野さんが「…もう、わたくし いま、嬉しくてブルブル震えております… 夢なのでしょうかこれは…」と反応しているほか、ファンからは「お茶目なこともなさる、羽生先生が素敵です」「ご自身がモデルとされる宗谷名人の絵の上で将棋を指されているの、エモすぎる…!」「夢の共演でありますね」といった反応が寄せられている。

   クイズの答えは、藤井聡太六冠を下した「第72期alsok杯王将戦七番勝負・第2局」ではないかとみる声が出ている。羽生さんは正解を明言していないものの、同局をこのように振り返った。

「攻めが続くか微妙でしたが筋悪に打った金が結果的にはうまく行ったようです。最後の王手ラッシュは肝を冷やしましたが何とか逃げ切れました。ストレート負けは回避できたので嬉しいというよりはホッとしたのが実感です」

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