突然だが、私(ゐぬ井)は大阪生まれ大阪育ち、頭の先からつま先まで大阪一色の大阪人である。そんなコテコテの大阪人がまだまだ大阪のことを知らないと思わされた……このクリスタルボンボンに……!
クリスタルボンボンを知ったのは、女性を中心に人気の大阪土産として情報サイトでまとめられていたのを見た時である。調べると長崎堂 心斎橋本店と住吉店の2店舗のみで1620円(税込)で購入できるお菓子とのこと。
大阪の人間として大阪土産は熟知しておきたい。ということで、さっそく購入してきたので確認していこう。
・初対面
今回、私は心斎橋本店で購入。夕方に向かったので比較的空いてすぐ購入できた。
受け取って思ったのは「外箱からもう可愛い」だった。片手で持てるサイズの愛らしいレトロな箱は、土産物に疎い私でも女性のお土産にピッタリだと感じるほどだ。
開けてみるとこれまたレトロかわいい楕円形の箱が出てくる。専用のスプーンが入っているのだが、これもサイズ感といい大変愛らしい。
そしてこちらがクリスタルボンボンである。ピンク・水色・白の3色の丸い砂糖菓子で、色によって味が違っている。
アニゼット、マラスキーノ、コアントローの3つの味と香りの砂糖菓子です。
と公式サイトの紹介欄に書かれているのだが、要はリキュール入り砂糖菓子と言うわけだ。
・個人的な味の感想
・白はコアントロー入り。砂糖菓子と言う通り金平糖の味がするので1番食べやすいと感じた。
・ピンクはローズ風味でマラスキーノが入ってる。甘みと香りが強く、口の中がずっとローズの香りに包まれてお嬢様みたいな気分になる(個人的な意見です)
・青はアニゼット入り。1番味が濃く、癖が強い。失礼ながら味の感想は「口紅を舐めた時の味」が一番近いかもしれない。
どの色も口に入れて噛むと、中からとろっとリキュールが出てくる。シャリシャリした食感にひやっと溶け出すリキュールが合わさった不思議な感覚に、つい次々と口に入れてしまうので、知らない間に一箱空にしてしまうかもしれない。
現状、今この記事を書きながらボリボリいってしまっている人間がここにいるので間違いない。
・周りには初耳の人が多かった
実は購入する前に、大阪生まれの両親と友人(3人)にこのお菓子のことを話してみたのだが、私の周りには「クリスタルボンボン」の名を聞いて分かる者はいなかった。ただ、長崎堂は1919年創業の老舗なので知らない方が珍しいのかもしれない。
甘い物が好きな人、かわいいお土産をお求めの方にはオススメの一品なので、もし大阪に来た際には一度購入してみてはいかがだろうか。私は一度大阪の人間に大阪土産として渡してみようと思っている。