毎年大人気の無印良品「福缶」は、今年もネットストアの抽選で当選した人だけが買うことができるというシステムだった。ただし例年と違い、購入は1人につき1点のみという仕様に変更。いつもなら2点まで買えていただけに、私(あひるねこ)も軽くショックを受けたのだが……。
そんな悲しみが吹っ飛ぶくらい、今年の「福缶」はやってくれたぞ! というか、去年が最悪すぎたのだ。そこが無事に改善され、元の状態に戻ったと書く方が正確だろう。完全復活を果たした「福缶2023」の中身をさっそくお伝えしたい!
・福缶2023
他の福袋と違い、福缶は毎年ある程度フォーマットが決まっている。2023年だったら2023円分の『MUJI GIFT CARD』と、日本全国の手づくり縁起物、プラスアルファ。それらがオリジナルのスチール缶に入っているのだ。
福缶は非常にしっかりした作りなので、中身を取り出した後、小物入れなどに使っている人も多いと思う。しかし、そこで起きたのが去年の事件だった。なんとなんと、缶のキャップが付いていなかったのである。
・大幅劣化
これにより、一度開けたらフタができないという大問題が発生。個人的にもムムムと思わざるを得なかった……の・だ・が。それが今年は見事に改善! 例年通りキャップが標準装備されているぞ。いやぁ、よかったよかった! ありがとう無印良品!!
ではではさっそくパッカーーーン。
中身はこんな感じです。
まずは3年間有効かつ、チャージして繰り返し使える『MUJI GIFT CARD』(2023円分)。これがないと始まらないだろう。
そして、職人さんが一つ一つ生産しているという手づくり縁起物。今年は三重県四日市市の『素焼なごみ人形 兎』が入っていました。伝統的な技法を使いながら、ホッとする優しさを持った土鈴とのことです。カワイイ!
先ほども書いたように、福缶の中身は例年『MUJI GIFT CARD』と手づくり縁起物、プラスアルファが常である。ところが去年は、プラスアルファに当たるものが何もなかった。つまりカードと縁起物しか入っていなかったのだ。
なので、ぶっちゃけ「これだけ……?」という気持ちになってしまったんだけど、今年は何やら謎の包みが2個入っているではないか。ほう、これは期待できるぞ。
中身は一体何だろう? おまけのミニ縁起物みたいなグッズだったりして? ワクワクが止まらないが、それではいざ! オーーーーーープン!!!
え!?
まさかの無である。
そう、何かが包まれていると思って勝手にワクワクしていたら、その正体はただの緩衝材だったのだ。新年から俺どんだけ道化やねん。つまり今年の福缶の中身は、去年と同じ『MUJI GIFT CARD』と手づくり縁起物1点のみということになる。マ、マジか……。
・ちょっと複雑
缶のキャップが復活したこと自体は素直に嬉しいけど、やはりこれだけってのはなぁ……。もしかしたら来年以降も「プラスアルファ」はないのかもしれないと考えると、少し寂しいような気もしてしまう私であった。