基本的におもしろがってもらいたい気持ちで記事を書くライターが多い当サイトなんですが、そのつもりで頑張った結果、なぜか感動をよんでしまうことがごくまれにあります。
デイリーポータルZが好きでたくさん記事を読んでいる読者の方々からオールタイムベストを聞いたところ、うっかり泣かされたとの声もそよそよと集まりました。
まさかの感動記事まとめです。(とりまとめ:編集部古賀)
【年末年始とくべつ企画】新幹線の駅でひとりだけ置き去りにされたい
以前はしょっちゅう旅をしていたのですが、コロナ以降、その意欲がゼロになっております。己のなかで復活の兆しもありません。
ただ、このシリーズで「旅に出たい気分」がほんのちょっとだけ顔を覗かせました。(puku)
ひまわり5号にさよならを(三土たつお)
ヤンキー、年賀状になって実家に届く(安藤昌教)
特攻服を年賀状にする!って面白かっこいい。基本的にはおもしろなんだけど、実家の感じとか少し切なさもあって何度も読んでしまう。(とみ)
ロリータになりたかった(べつやく れい)
生きる勇気をもらえた。(どりテック工業)
シンプルな旅行記なのに、コミュニケーションにじわじわ感動しました。(いかのおすし)
もし絵なら額に入れて部屋に飾りたい完成度!(りす)
音沙汰なしの20年を、差し入れひとつでチャラにできるのか(安藤昌教)
一度足が遠のいた金沢への20年ぶりの旅、安藤さんの私小説を読んでいるような気分になりました。デイリーポータルの記事内では、かなり異色なものだと思います。
本題とはあまり関係のない昔のバイト先を訪ねてるなど、旅の目的を果たすのにちょっと躊躇してしまう微妙な心情も伝わって来ます。また、一つ一つのエピソードに何かしら寂莫感がただよっているのも、時間経過をリアルに表していて印象に残りました。(武井崇)
玄関の靴で想像!家族の暮らしクイズ(ナミノリ)
クイズ形式でわいわい進む記事ですが、題材がエモすぎる。自分の実家の玄関に思いを馳せ、何とも寂しくなりました。(つじもと)
上司の誕生日をパレードで祝う(安藤昌教)
ともすれば嫌がらせになりそうなパレードの演出や衣装が横山さんにが似合いすぎている点、愉快なパレードの裏側の過酷さも書かれている点、ギャグ記事と思わせておいて最後ちょっと感動的な点から選びました。(七)
新幹線から見えたすき家でカレーを食べてみる(スズキナオ)
見知らぬ人の人生に触れる、新しい旅の形。こんな旅をしてみたい。すき家ってのもいい。そして、DPZらしい記事である。
水曜どうでしょう藤村DがデイリーポータルZに再ツッコミ!~一体どういうおつもりですか?~(小堺丸子)
元々水曜どうでしょうが好きだったところに、ちょうどデイリーポータルZを読み始めた時期に開催され、自分も参加したイベントだったので思い出深いです。2つの好きなものがここで繋がったか!と一人でニヤニヤしてました。
もちろん記事としても、小堺さんが丁寧かつ再現度高くまとめていらっしゃるのでオススメです。(ツトミちゃん)
大物監督にコケる芸を習う(大北 栄人)
前半の準備パートの緊張感からのインタビュー本番、神風吹いた後半へと記事の疾走感がすごいです。読んだ当時、本当にすごい記事だと感動しました。(どくだみリボン)
場の空気や雰囲気に動じずにくだらない事をやり続け、遂に日本一のコメディアンとスイングしてしまう瞬間は、当時記事を読んで笑いながらも感動して泣いてしまいました! 今でもたまに読み返してます!(タッキー)
あの北野武さんにデイリーポータルZを認めていただけた、金字塔的記事なので選びました。(おさるばたけ)
旅先のスーパーで買い物して、自炊する日々に憧れて(玉置標本)
佐渡島が大好きなことが伝わってくる。
題材は学生の旅行なのに、大人の技術力とコミュニケーション力により若者にはできない内容になっているのがすごい。(masa770506)
デイリーポータルZの企画はよく「おとなの自由研究」と言われますが、おとなが張り切って自由研究した結果なんだか泣けてきちゃうだなんて、人生~~~という感じしますよね。
じわっときたあとは、ぜひぜひ笑ってってください!
オールタイムベスト記事まとめ、↓にさらなるジャンルでまとめてあります。笑えるだけのやつもあります!
デイリーポータルZ通たちのオールタイムベスト記事まとめ!
1万4千本以上の記事があるデイリーポータルZ。
何を読んだらいいのやら……という方に向け、サイトを支えてくれている「はげます会」の会員のみなさま=めちゃくちゃ読んでる読者さんたちによる、これだけでも読んでほしい! オールタイムベスト記事を紹介します。