プロ野球「日韓移籍市場」に変化? 日本球団が関心低下、特に「失敗」続きの阪神は…韓国メディア指摘

J-CASTニュース

   プロ野球の「日韓移籍市場」に変化の兆しがあると韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が2022年12月14日に報じた。

   同メディアは日本球界と韓国球界における関係性を独自に分析した特集記事を組み、韓国プロ野球のKBOリーグで成功を収めた外国人選手の移籍先がここ最近、変化し始めてきたことを指摘した。


  • 元阪神のロハスJr選手(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

現時点で日本行き外国人選手はなし

   記事では、これまで大リーグで結果を残せずKBOリーグで好成績をマークした多くの外国人選手が、次のステップとして日本球界に目を向け、日本の球団もそれらの外国人選手に関心を示したと説明した。

   KBOリーグは日本のプロ野球よりもワンランク下のリーグであることは明らかだが、韓国での成功はアジアの野球に適応したことを示すと分析。KBOリーグの球団が台湾リーグで成功した選手や、日本のプロ野球で結果を残せずも可能性を見せた選手に注目するのと似ているとした。

   このような流れに変化の兆しがあるという。大きな理由として、日本のプロ野球球団による意欲的な投資が失敗に終わるケースがみられ、韓国球界への関心が落ちたことを挙げた。現時点で日本行きの話が出ている外国人選手はいないという。

   阪神は、ロサリオ、アルカンタラ、ロハスを記憶から消したいと思っていると指摘した。

   ウィリン・ロサリオ(33)は韓国ハンファ・イーグルスから17年オフに阪神に移籍。来日1年目の18年シーズンは75試合に出場して打率.242、8本塁打、40打点と期待に応えることができずわずか1年でチームを去った。

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