ポータブルBluetoothスピーカーおすすめ5選!高音質な人気モデルから実際に使って選びました【2022年最新版】

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スピーカーも携帯する時代。

お部屋やお庭、ビーチで音楽を流したいときにとっても便利なのが、ポータブルBluetoothスピーカー。ベランダでリラックスしたいときに使えるものから、プールでのサマーパーティに活躍するタイプまで、デザインやサイズ展開も豊富です。そうなると逆に、自分にぴったりの1台を見つけるのは至難の業。というわけで、今回はWirecutterが「おすすめのポータブルBluetoothスピーカー」を選んでみましたので、ぜひチェックしてみてくださいね!


上質でタフなおすすめナンバーワンBluetoothスピーカー:Ultimate Ears Wonderboom 2

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Photo: Wirecutter

最高のポータブルBluetoothスピーカー。Wonderboom 2は自然なサウンドとクールなデザインで、アウトドアの冒険に最適。

Ultimate Ears Wonderboom 2はアリアナ・グランデのような高貴さと、ララ・クロフトのようなタフさを備えています。ブランド名を伏せたテストでは、「最も用途が広くオールラウンドな製品」に選ばれています。ボーカルをクリアに再現し、このサイズ相応の低音を響かせるので、ピクニックテーブルやテラスのチェアといった比較的狭い範囲で音楽を楽しむには大満足のサウンドです。IP67に準拠し、5フィート(約152cm)の高さから落としても大丈夫。水深1mまでの浸水にも耐えることができるなど、テストした中で最も頑丈なBluetoothスピーカーの1つです。とはいえ水に浮きますから、そこまで深く沈むことはあまりないでしょう。唯一のマイナスポイントはバッテリー寿命で、私たちのテストでは8時間。不十分とはいいませんが、「すごい!」というほどでもありません。コロンとしたコンパクトデザインは愛らしいですが、丸っこいのでスーツケースのポケットやノートPC用バッグに収納するのはちょっとむずかしいかもしれません。

クリアな音質とアウトドア仕様のアップグレード機種:JBL Xtreme 3

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Photo: Wirecutter

広い空間や遠く離れた場所でも。JBL Xtreme 3は、野外パーティーも盛り上げてくれる十分な音量と、リラックスタイムにも最適なスムーズなサウンドが魅力。頑丈で耐久性の高いビルド品質です。

おすすめNo.1よりサイズも音量もビッグなもので、ビーチやちょっとしたキャンプに連れていけるポータブルなBluetoothスピーカーをお探しなら、JBL Xtreme 3がイチオシです。今回のテストでもボーカルやギター、ピアノの音がクリアだと絶賛され、前身のXtreme 2の後継機としておすすめの上位機種にランクインしました。最大音量では低音がやや弱めですが、それを差し引いても最高音質のポータブルBluetoothスピーカーです。屋外で使用することを前提に作られているので、IP67準拠の防水・防塵性能を持ち、パワフルなキャリー用ストラップで持ち運びも楽々。1回の充電で15時間駆動するのも安心です。ただ、UE Wonderboom 2よりはるかに大きく、高価です。

低価格で高機能のコスパ最高ポータブルBluetoothスピーカー:Tribit XSound Go

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Photo: Wirecutter

5,000円以下なのに高音質。Tribit XSound Goは、この価格帯のスピーカーとしては最高。コンパクトで防水性も◎です。

オールラウンドに使えるポータブルBluetoothスピーカーを、できるだけ安く手に入れたいならTribit XSound Goが最高です。ほかの安価なBluetoothスピーカーよりも格段にクリアな音質とボリュームを提供。ノートPC用バッグや荷物の詰まったスーツケースに滑り込ませることもできるコンパクト設計で、1回の充電で24時間駆動します。さらに、水深1mに30分沈んでも壊れないIPX7等級の防水性能と、スピーカーフォン機能も備えています。最近では、XSound GoをUSB-C充電とステレオペアリング機能が追加されています。

大きすぎず小さすぎない、「ちょうどいい」Bluetoothスピーカー:ソニーSRS-XB33

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Photo: Wirecutter

手頃なサイズで、より大きく充実したサウンドを実現。ディテールまでクリアなサウンドと頑丈なデザイン、多くの機能を備えています。

UE Wonderboom 2より少し大きめで充実したサウンドが欲しいけど、JBL Xtreme 3よりポータブルでお手頃価格のものがいい…という方にはソニーSRS-XB33がちょうどいいはず。20 ×15フィート(6.0×4.5m)のお部屋にも対応するほどパワフルで、バッテリー寿命も約24時間と文句なし。IP67の防水・防塵性能で、多少手荒く扱っても耐えられる頑丈設計です。マルチカラーライトやストロボ、スピーカーフォンなど機能も充実。ただしWonderboom 2に比べてサイズも重量も約2.5倍なので、携帯性は今ひとつです。

野外パーティにもピッタリのポータブルBluetoothスピーカー:Ultimate Ears HYPERBOOM

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Photo: Wirecutter

プールパーティーやガレージパーティなど。Hyperboomは裏庭を覆いつくすほどの大音量再生が可能ですが、小型のステレオシステムに匹敵する音質を実現しています。

ポータブルBluetoothスピーカーに必要なものをすべて備えた機種といえばUltimate Ears HYPERBOOMといっても過言ではないかもしれません。JBL Xtreme 3の2倍の音量で再生できるので、プールパーティーやテールゲートパーティ(車のトランクを開けて行なうガレージパーティ)にも最適です。滑らかで自然なボーカル、十分な重低音、そして一体型スピーカーとしては驚くほどのアンビエンスと美しいサウンドが自慢。室内でも使いたくなる音質です。高さ14.3インチ(約36cm)、重さ16.6ポンド(約7.5kg)と、飛行機での移動には不向きですが、比較的コンパクトで軽量なので持ち運びに困ることはないでしょう。IPX4規格に準拠しているので、プールサイドでの水しぶきといったレジャー防水仕様に。Wirecutterのテストでは1回の充電で27.5時間、かなりの大音量で再生してくれます。

ポータブルBluetoothスピーカーをおすすめしたい人

スマートフォンやタブレットを持っている方なら、ポータブルBluetoothスピーカーでいつでもどこでも音楽体験をレベルアップすることができます。今やどんなスマートフォンやタブレット、ノートPCにもBluetoothが搭載されていますから、追加機器を購入する必要はありません。スマートスピーカーやWi-Fiスピーカーとは異なり、ネットワーク接続や専用アプリも必要なく、スマホで再生したものがそのままスピーカーから流れてきます。

ポータブルBluetoothスピーカーは充電式で防水・防滴仕様のものが多いので、家の中はもちろん、公園やビーチにも手軽に連れていくことができます。また、ホテルの客室で自宅のようにくつろぐこともできます。

なかでも高性能の機種は音質が良いので、カジュアルな音楽鑑賞やポッドキャスト、インターネットラジオを十分楽しむことができます。Bluetoothだと音質は若干劣化しますが、スピーカーからの音声でそれを感じることはまずないでしょう。

ただし、基本的には室内で音楽を楽しみ、「音質と音量が最優先!」という方はよりポータブルBluetoothスピーカーよりも大型でパワフルなスピーカーを選んだ方がよいでしょう。

上質でタフなおすすめナンバーワンBluetoothスピーカー:Ultimate Ears Wonderboom 2

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Photo: Rozette Rago

「上質なポータブルBluetoothスピーカーの条件」があるなら、それはコンパクトで頑丈、そしてお手頃価格であること。そして何より、音が良くなければいけませんUltimate Ears Wonderboom 2はこれらの条件すべてをクリアしています。テストに参加した方の4人に3人は、低音から中音・高音までの自然なバランス、そしてクリアな音声を絶賛しています。サイズも重さも大きめのリンゴと同じくらいで、手軽に持ち運びOK。また、低音を抑えて音量を大きくする「アウトドアブーストモード」、超頑丈なデザイン、ステレオ/モノラルペアリング、超長距離Bluetooth、さらに一時停止・再生、スキップを操作するトップボタンなど、便利な機能が満載です。

「こんなに小さなスピーカーなのに、音は驚くほどクリア」「明るい音質で、ベースもバランスよく効いている。ほとんどの小型スピーカーと違ってしっかり低音が響きますね」というコメントも。

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Video: Youtube/Wirecutter

Wonderboom 2はIP67に準拠した防塵・防水性能を持ち、水深1mに30分沈めても大丈夫。水に浮くので、ボートやドックから落としたり、プールに入れたりしても紛失することはありません。Ultimate Earsによると、Wonderboom 2は5フィート(約9m)の高さから落としても壊れないほど頑丈なんだとか。そこで実際に硬い木の床、さらにコンクリートの上に落としてみましたが、ほとんど傷がつかず問題なく動作しました。上部に小さなゴムひもがついているので、フックやひもなどがあればシャワーロッドやテントのポールなどに吊るすことも可能です。

Wirecutterのテストでは、本機の最大ボリュームは1mで85.1デシベルと、交通量の多い交差点に立ったときに聞こえる交通騒音とほぼ同じレベル。小ぶりの部屋いっぱいに音楽を満たすには十分です。ちなみにアウトドアブーストモードでは、出力が約3デシベル増加します。劇的アップ、というほどではありませんが確かに音量は大きくなります。ただ、低音が削られるので、音質は「豊かで心地よい」ものではありません。また、Bluetoothの通信距離は、窓一枚を隔てて約29mという驚異的な数値を記録しました。

Wonderboom 2をおすすめし始めてから、Wirecutterの編集者が何人もこのスピーカーを試し、強くて愛らしいデザインと充実したサウンドにほれ込んでいます。実際、編集長も“52 Things We Love(私たちのお気に入り52品)”シリーズで数千にのぼるおすすめ品の中から「お気に入り」に選んでいます。

Wonderboom 2の長期使用レポート

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Photo: Ben Frumin

Wonderboom 2を購入し、しばらく一緒に生活したWirecutterのスタッフ(編集長ベン・フルミン)による「長期テストメモ」です。

私は2年半前にWonderboomを購入しましたが、非常によく持ちこたえています。暖かい季節、平日はほぼ毎日使っていて、屋外でのWFH(ワーク・ライフ・バランス)オフィスに欠かせない存在になっています。一日に何時間もPandoraをストリーミング再生することもありますが、充電が切れる頻度が低いので驚いています。時には、数週間充電しないこともあります。若干の色あせはあるものの、基本的には新品のときと変わりありません。もちろん、音も。ペアリング、携帯性、耐久性、すべてにおいて最高です。

気になる点

低音が効いたサウンドを好む方には、このスピーカーは不向きかもしれません。私自身、お気に入りのジャズやポップスを聴いているとき、重低音が詰まるのがちょっと気になりました。もっと低音を出したいなら、Walmart限定のAnker SoundCore Rave NeoやソニーSRS-XB33の方が好みに合うかもしれません。

Wonderboom 2には、スピーカーフォン機能はありません。万人に必要な機能ではありませんが、気になる方は気になるかも。

バッテリー駆動時間は13時間とされていますが、Wirecutterで2種類のユニットを4回(アウトブーストモード解除で)試したところ、計測結果は約8時間でした。1日使用する分には問題ないですが、その日の充電を忘れると次の日に使えないということになります。充電はMicro-USBポート経由で、ケーブルは簡単に入手できるものの「USB-Cが良かった」という方も多いようです。

最後に、Wonderboom 2は軽量・コンパクトですが、決してスリムではありません。直径3.5インチ(約8.9cm)、高さ4インチ(約10cm)の円筒形のデザインは、より細身のアイテム比べるとスーツケースの中で場所をとり、ノートPCバッグにも入れにくいです。

クリアな音質とアウトドア仕様のアップグレード機種:JBL Xtreme 3

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Photo: Rozette Rago

JBL Xtreme 3は先代のXtreme 2に代わり、より大きなボリュームで音を楽しみたい方におすすめの上位機種にランクインしました。以前のモデルと同様、Xtreme 3は厚いキャンバス地のショルダーストラップのついたフットボール大のデザインが特徴。ポータブルBluetoothスピーカーとしては珍しいほど、ボリュームの大きなフルサウンドを実現しています。Xtreme 2との主な違いは、USB-C充電対応になったこと。ほぼすべてのノートPCおよびタブレットの充電器が使えるようになりましたが、その分スピーカーフォン機能は割愛されています。IP67規格に準拠し、防塵性と防水性が加わったのはうれしいところ。

このサイズのスピーカーでXtreme 3が一番好き、という声も。Wirecutterスタッフのローレンは「Xtreme 3は高音がクリア。この種のスピーカーにありがちな、“高温が耳を突き刺す感じ”もありません」とのこと。「私の好きな、強めに響く低音も効いています」。このクラスでは最も高音がクリアで、甲高い破擦音が耳ざわりになることもありません。ボーカルだけでなくギターやピアノ、サックスなど、あらゆる楽器の音色が非常にクリアに聞こえます。 ニューモデルで一番大きな変化は、1mで92.8dBという大音量です(Xtreme 2:90.8dB)。ただ、大きい音が出るのが必ずしもメリットとはいえず、低音の多い音源をフルボリュームで再生すると、内蔵のリミッターが最大音量を少しでも上げるために低音出力を下げ、低音のボリュームが下がってしまうのです。主音量を1、2段階下げると、低音はフルパワーに戻ります。

Xtreme 3はコンパクトとはいえません(長さ約30cm・直径約14cm・重量約2kg)が、ショルダーストラップが付いているので持ち運びしやすく、ストラップのバックルには栓抜きが内蔵されています。

JBLはバッテリー駆動時間を15時間としていますが、Wirecutterのテストでは17時間でした。また、Bluetoothの範囲は窓1枚挟んで約55フィート(約17m)と、短くはありませんがXtreme 2の110フィート(約34m)と比べると約半分でした。

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Photo: Rozette Rago

上部の再生ボタンで一時停止や再生のほか、次の曲へのスキップといった操作が可能。Xtreme 3はJBLのPartyBoost機能をサポートしており、複数のPartyBoost搭載スピーカーを接続してグループ再生することが可能。ただし、Xtreme 2などの旧モデルに搭載された同様のConnect+機能とは互換性がありません。USB-A出力を備えているので、ポータブルデバイスを充電することもできます。JBLからXtreme 3操作用のアプリが出ていますが、アプリ独自機能はファームウェアの更新、またBluetooth接続や電源オン/オフの際のオーディオフィードバックをオフにするといった機能に限られます。

低価格で高機能のコスパ最高ポータブルBluetoothスピーカー:Tribit XSound Go

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Photo: Rozette Rago

30ドル(約4,300円)くらいでオールラウンドのポータブルBluetoothスピーカー(しかも上質なもの)が欲しいなら、Tribit XSound Goは素晴らしい選択になるでしょう。デビューから4年経った今でも、クリアな高音と低音で、この価格帯で最高ランクの音質を誇っています。ノートPCバッグやスーツケースに入れられるコンパクトサイズで、防水規格IPX7にも準拠しているので、水深1mに30分浸していても大丈夫です。

4週間の旅行にXSoundGoを連れて行った際、そのクリアで充実したサウンドに驚かされっぱなしでした。安価なBluetoothスピーカーにありがちな膨張感やかすれもなく、ナチュラルでクリアな音質です。UE Wonderboom 2ほど音に厚みがなく、音量も大きくありませんが、テストに参加したモニター全員が「この価格でこの音質は素晴らしい!」と高評価してします。最大音量は82.2dBで、パーティーを盛り上げるには物足りないかもしれませんが、普通のリビングで軽く聴くには十分です。

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Photo: Rozette Rago
ボタンは左から電源、Bluetoothペアリング、再生/一時停止、音量調節。

XSound Goには派手さはありませんが、多くの格安Bluetoothスピーカーに見られるような安っぽさやプラスチックっぽい印象はありません。再生/一時停止ボタンはありますが、シャワー中の音楽鑑賞に便利なトラックスキップボタンはありません。バッテリー持続時間は24時間とされていますが、Wirecutterのテストでは10.5時間程度で切れてしまいました。ただ、安価なBluetoothスピーカーとしては十分といえます。

XSound Goのスピーカーフォン機能は、この価格帯では許容範囲内の性能。通話相手の声は少々不明瞭でしたし、相手にも高周波のノイズが聞こえてしまったそうです。Bluetoothの通信距離は約15mと、この価格帯としてはかなり良好です。

Tribit XSound Goの長期使用レポート

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Photo: Nikki Duong

XSound Goを購入し、しばらく使ってみたWirecutterスタッフの長期テストメモになります。

XSound Goを購入して約2年になりますが、新品のころと同じように使えています。コンパクトなサイズとフォルムは旅行にも最適で、おうちでのパーティーやバーベキュー、船上、ヨガ教室などでサウンドトラックを流してくれています。電池の持ちが良いので、追加の充電や、イベントでの気まずい沈黙を心配することもありません。ほとんどのスマホと手軽に接続できるので、私の「テイラー・スウィフト・プレイリスト」に飽きたら、友だちが交代でDJをすることもできます。

動画プロデューサー:ニッキー・デュオン

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Photo: Adrienne Maxwell

XSound Goを2年近く使っています。SonosやAmazonのWi-Fiスピーカーが家のあちこちにありますが、結局XSound Goを一番愛用しています。庭仕事をするときはいつも屋外で使用しますし、Bluetooth対応のビデオプロジェクターをテストする際はすべてこのスピーカーを接続します。ちっちゃなガジェットですが、プロジェクター内蔵スピーカーの音質をアップグレードしたいなら、とってもお手頃です。充電切れを心配する必要はほとんどありません。

スーパーバイジング・エディター:アドリアン・マックスウェル

大きすぎず小さすぎない、「ちょうどいい」Bluetoothスピーカー:ソニーSRS-XB33

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Photo: Rozette Rago

「Wonderboom 2よりもう少しパワフルなスピーカーがほしいけど、Xtreme 3のパーティーレベルは必要ない」という方におすすめなのが、ソニーSRS-XB33サイズと重量はWonderboom 2の2倍ですが、クリアでベースの効いたフルサウンドはアパートやオフィス、ベッドルームにも理想的な小型デスクトップスピーカーに近い感じ。多くの機能を搭載していますが、中には「これって何に使える?」というものも。

Wirecutterでのテストでは、スタッフのローレンは「今日一番の音」と絶賛(大型機種を試す前でしたが)。高音はクリアで、低音と高音のバランスも良好です。SRS-XB33は何時間もジャズを楽しむには十分の性能です。アプリには3バンドイコライザーのほか、Extra BassとLive Soundモードが用意されています。是非、Extra Bassをオンにし、Live Soundをオフにしてみてください。完璧なサウンドが楽しめますよ。

JetやNoiseなど4種類のDJサウンドエフェクトが用意されていますが、うちのシーズーがかわいく「?」と戸惑うくらいで、特に使い道はありませんでした。アプリからは内蔵のストロボやマルチカラーLEDライトの照明設定ができるので、楽しんでみてもいいかも。

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Photo: Rozette Rago

SRS-XB33のサイズは9.5×3.1×3.3インチ(約24×8×8cm)、重量は2.4ポンド(約1.1kg)でスーツケースには入りませんが、ビーチバッグには十分入る大きさです。防塵・防水規格IP67を取得しているので、砂や水しぶきがかかっても、雨に濡れても心配はありません。衝撃にも強いとされていますが、衝撃テストは今回行っていないので詳細は不明です。

ソニーいわく、バッテリー駆動時間を24時間だそうですが、WirecutterのテストではExtra BassモードONですと16時間半後に「充電してください」と数分おきのアナウンスが入るようになりました。ちなみに充電はUSB-Cポート経由。SRS-XB33の出力は1メートルで92.3dBと、Xtreme 3の半分弱ほど(大音量にするとクリア度が下がります)。ちなみにWonderboom 2の出力と比べると7.2dB大きくなります。7.2㏈は、6人が普通に会話する声と同じ程度のボリュームです。

Bluetoothの通信距離は、窓1枚を隔てて約21m。対応するソニーのワイヤレススピーカーを最大100台まで接続して同期再生でき、照明までも同期可能です。上部のボタンで再生/一時停止、次の曲へのスキップといった操作ができます。スピーカーフォン機能を試したところ、相手の声は素晴らしくナチュラルにフルで聞こえましたが、こちらの声は聞き取りにくくはありませんが、ひび割れたような荒っぽい感じになっていたそうです。

野外パーティにもピッタリのポータブルBluetoothスピーカー:Ultimate Ears HYPERBOOM

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Photo: Rozette Rego

Ultimate Ears Hyperboomは、子どもと一緒にお庭でパーティを開きたい方から、上質なステレオに負けない音をポータブルBluetoothスピーカーで再現したい音楽愛好家の方まで、万人が使いやすいスピーカーです。音量は最大102.9 dB(JBL Xtreme 3より9㏈上)と非常に大きく、プールでのパーティーにも十分。IPX4規格準拠の耐水性を備えているので、水しぶきがかかっても大丈夫。レジャーやスポーツレクにも最適です。

音質面でも、これまで出会った中で最も洗練された技術を搭載。2つのトゥイーター(高周波の音を再生)、2つのウーファー(低周波の音を再生)、2つのパッシブラジエーター(低音をさらにサポート)を備え、まるで1つのボックスに優秀なステレオスピーカーが2つ詰め込まれているような感じ。

HyperboomにはAdaptive EQ機能が搭載されており、周囲の音響環境に合わせてスピーカーのサウンドを自動調整してくれるそう。室内でこれをテストしたところ、低音が少し通り過ぎて高音が不明瞭になる傾向がありました。なので、アコースティックギターの弦の「ツン」とした音や、シンバルの金属的な音はあまり感じられませんでした。ただし屋外でのテストでは、こAdaptive EQ機能はかなり効果的。Adaptive EQのサウンドが好きじゃない方は、アプリに5バンドのイコライザーとBass Jump、Game/Cinema、Podcastモードも用意されているので、お好みに合わせて調整してください。

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Photo: Rozette Rago

Hyperboomにはちょっと変わった機能も見られます。たとえば、光入力。スピーカーをテレビに接続して、より大きな音で楽しむためのものです(Hyperboomで音量調整する必要がありますが)。上部にあるリングスイッチで2つのBluetoothソースを選択し、光とアナログ入力を選択することができます。つまり、アプリ経由でHyperboom(何台でも)をUltimate EarsのBoomやMegaboomのスピーカーと接続することが可能です。

重量16.6ポンド(約7.5キログラム)、高さ14.3インチ(約36cm)と大きめサイズですが、背面に収納式のゴム製ハンドルがついているので、持ち運びに苦労することはないでしょう。バッテリー駆動時間は24時間とされていますが、テストでは81dB(他のスピーカーより6㏈上)で27.5時間再生できました。Bluetoothの通信距離は約33.5mと非常に長いですが、そのためにはHyperboomを特定の方向に向ける必要があることも。これはおそらく、大きなボディがBluetoothアンテナと干渉してしまうためだと思われます。

Hyperboomの唯一の欠点は、価格がお高めのところ。同じく洗練されたオーディオを誇るSonos Fiveよりやや値が張りますが、Sonos FiveはBluetoothではなくWi-Fi通信なので、仕方ないかと思います。より充実したサウンドを求め、サイズがかさばっても気にしない! という方はJBL PartyBox 110の方が価格も性能も優秀です。ちなみに、Hyperboomは専用の充電器がありますので、旅行に行く際はお忘れなく。スピーカーフォン機能はありませんが、これだけの大きさのスピーカーにスピーカーフォン機能を求める人はあまりいませんよね。

その他のおすすめポータブルBluetoothスピーカー

スマートスピーカー機能やSonosシステムと連動するスピーカー:Sonos Roam

Sonos Roamは小型で持ち運びしやく、IP67準拠の「ポータブルBluetoothスピーカー」ですが、その一言であらわせない機能を持つ機種になります。Wi-Fi搭載でSonos S2マルチルームスピーカーシステムにも対応し(古いS1オペレーティングシステムとの互換性はなし)、外出先から家に持ち帰ると自動的にWi-Fiネットワークに再接続されます。また、Amazon AlexaとGoogleアシスタントに対応するので、スマートスピーカーとしても使えます。

SonosシステムのBluetoothインターフェースとしても機能するので、BluetoothソースからRoamにコンテンツをストリーミングし、そのコンテンツをSonos S2システムでストリーミングすることができます。RoamはTribit XSound Goとほぼ同じサイズで、再生音量は1デシベルだけ大きくなっています。しかし、TruePlayテクノロジーのおかげで、どんな小型Bluetoothスピーカーよりも(そしてほとんどの大型Bluetoothスピーカーよりも)、スムーズで自然なサウンドを実現してくれます。欠点はバッテリー駆動時間が約6時間と短いこと(スピーカーの使い方にもよります)、そして価格が高いことの2点です。

スマホでも高音質と重低音を味わえる上位機種:ソニーSRS-XB43

ソニーSRS-XB43は上位機種の中では、比較的お手頃価格の良品です。Xtreme 3のほうがボーカル音はクリアでポータビリティも上ですが、音量はSRS-XB43のほうが1.6デシベル大きく、SRS-XB33と同じ照明とサウンド機能を提供しています。欠点は重量が約2,900gとずっしりしており、しかも持ち運び用のハンドルやストラップもないため、携帯性がいまいちなところ。砂の入ったフットボールを運ぶようなもので、両手でないと持ち運ぶのがむずかしいです。

アウトドアやサイクリングにぴったりのスピーカー:Tribit StormBox Micro 2

Tribit StormBox Micro 2は「超ポータブル」というジャンルでは最高のおすすめ品です。約25cm角で、厚さは約3.8cmと、船体のStromBox Microより一回り大きくなっていますが、その分バッテリーが大きくなり、駆動時間はオリジナルのMicroの5時間から13時間へと大幅にアップしています。ゴム製のストラップは自転車のハンドルやテントのポール、バックパックのストラップなどにも取り付け可能。音質は基本的に前モデルと変わりませんが、XSound Goとほぼ同程度。ただし、価格は約2倍です。

屋外パーティでも低音を犠牲にせず、パワフル音量を楽しめる:JBL PartyBox 110

最近は大規模なパーティにも使えるポータブルBluetoothスピーカーが増えていますが、その中でもおすすめなのが、JBL PartyBox 110です。重量10.79kg、高さ約58cmで大音量再生でき、ワイヤレススピーカーで最上級のサウンドはスムーズで洗練されています。Wirecutterのテストでは、最大音量がHyperboomよりも最1.1デシベル小さかったのですが、大きめ音量でのサウンドはクリア。ギターとマイク用の入力端子とレベルコントロールがあるので、カジュアルなDJプレイや音楽パフォーマンスにも最適です。

Hyperboomよりも安価ですが、その分、すべての音域でHyperboomのほうがスムーズで均一なサウンドを実現しています。防滴仕様(IPX4)で、JBLの新しいアプリでLED照明の調整、カラオケ機能、エアホーンや拍手などのDJサウンドエフェクトにアクセスできます。

プールやスパ用でも使える防水性抜群のスピーカー:Wow World of Watersports Sound Buoy

Wow World of Watersports Sound Buoyは、水の中でも外でも、ビックリするほど高音質を奏でます。底には取り外し可能な「アンカーカップ」が付属しており、それを水で満たすことで本体が直立します。フラットな床に置くことで、取り外すことができます。Wirecutterのテストでは、ジャグジー運転中のスパ(しかも滝が流れ落ちる演出付き)でもしっかり聞こえるほど大音量。水中に沈めても、スピーカーの奥にたまった水を簡単に流すことができました。縁にはLEDリングがあり、好きな色に設定できます。もちろん、オフにするのもOK。アンカーカップはカップホルダーにも設置可能で、栓抜きも内蔵しています。カラーはイエローとブルーの2色です。

おすすめNO.1の、ちょっと廉価版のスマートスピーカー:Anker Soundcore Flare 2

Anker Soundcore Flare 2は50ドル(約7,300円)前後で上質なスピーカーをお探しの方、Ultimate Ears Wonderboom 2ほど頑丈でなくてもいいし、そこまでポータビリティを追求しないし、という方には最適です。極端な携帯性と耐久性を必要としない人にとってこの記事を執筆している時点では、Flare 2はWonderboom 2よりも安価で、私もスタッフのローレンも音はこちらのほうが上なんじゃないか、と思います。低音はきいていますし、音量も少し大きいですし(1.5dB)、ボーカルも自然でよりスムーズなフルサウンドを楽しめます。アプリのEQコントロールで音の微調整も可能です。また、Wonderboom 2にはないスピーカーフォン機能と、アプリ制御のマルチカラーLED照明(オフにすることも可能)を備えています。

音が良い、最安値のポータブルBluetoothスピーカー:Oontz Angle Solo

Oontz Angle Soloは安いTシャツと同じ価格でありながら、驚くほど高音質。低音はほとんど響きませんが、ボーカルはクリアで自然なので、ポッドキャストや軽めの音楽を楽しむのに最適です。スーツケースにササっと入れられるコンパクトサイズと、ホースで水をかけられてもOKのIPX5準拠の防水性能を搭載しています。

Sonos以外のBluetooth対応のスマートスピーカー:Ultimate Ears Megablast

Ultimate Ears Megablastもまた、Wi-Fi接続のスマートスピーカーとして使える機種です。「最高のAlexaスピーカー」の記事でおすすめ品に選出されています。

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