TikTok系アプリ「BuzzVideo」が年内でサービス終了 ショート動画で一時人気も存在感低下

J-CASTニュース

   TikTokを運営するByteDance日本法人はこのほど、ショート動画アプリ「BuzzVideo(旧:TopBuzz Video)」を2022年末に終了すると発表した。

  • プレスリリースより

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アプリランキングで一時上位に

   BuzzVideoは16年9月、TikTokに約1年先駆け日本でリリースされた。

   「おもしろ」「癒し」「エモーション」などエンタメ系の動画が中心で、AbemaTVや吉本興業、講談社などともコンテンツ連携している。21年5月からはライブ配信機能「BuzzVideo LIVE」を追加し、配信者へ投げ銭(ギフティング)ができるようになった。

   公称の累計ダウンロード数は2000万超で、調査会社「アップアニージャパン」の2018年第1四半期(1~3月)調査では、ゲームを除く日本のアプリランキングでBuzzVideoは6位と、TikTok(7位)より上位だった。2020年のByteDanceの発表では、ユーザーは30~60代の男性が多い。

   サービス終了は22年10月5日までにアプリ内で告知された。これまでに「より良いサービスを提供できるよう、システムの改修や新機能の導入などに尽力してまいりました」とするも、市場環境や利用ニーズの観点から年内での終了を決めた。

   近年はTikTokの急成長で、機能が類似していることもあり存在感が低下していた。テレビ番組の無断転載など投稿動画の質の担保も課題だった。

   同社は「このような結果となってしまい、非常に心苦しい限りでございますが、【BuzzVideo】をご愛顧いただき、本当にありがとうございます」としている。

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