メタバースの未来に関する総務省の公募内容が、ネットで斜め上の反響を集めている。
これは総務省が開催している「Web3時代に向けたメタバース等の利活用に関する研究会」が公募しているもの。メタバースなどの利活用がもたらす社会の未来像と、その実現に当たって検討すべき課題について提案をまとめ、11月30日までに事務局あてにメールで送付するという内容なのだが、ネットで話題になっているのは、この提案書のフォーマットがいわゆるExcel方眼紙で作成されていること。およそWeb3やメタバースとは似つかわしくない旧態依然としたこのスキームについて、SNSでは多数のツッコミが入っており、なかにはこれ自体がネットで注目を集めるための高等戦略ではと深読みする声も。内容自体は大真面目で、また「やむを得ず提出様式による応募が困難な場合は(略)電子メールに直接書き込んで提出してください」とあるので、Excel方眼紙は受け付けないという人は、そちらの提出方法も併せて検討してほしい。