久々に我がホームであるスーパーマーケット「西友」の乾麺コーナーに行ったら、腰を抜かしそうになった。めちゃんこ値上がりしとるやんけ!! 以前にもメモ的に写真を撮っておいたので間違いない。値上がりしてる!
たとえば、“いつもあるから” と買い時を逃し続けていた山本かじの(山本食品)『元祖十割そば』なんて、約2ヶ月前は税込321円だったのに、今は税込386円! 物価の高騰は、干し蕎麦にまで影響していたのか──!?
それはさておき、裏パケチェック。蕎麦の実の断面図が描かれていたり、「2分むらし」があったりと、見どころたくさんで面白い。
それよりなにより注目すべきは、「飯網町十割そば専用工場で製造しています」という記述。こちらの工場は、なんと! 現在ランキング1位『特選そば 十割そば専用工場謹製』の工場と同じだったりするのだ!
これは期待……! それではさっそく……
デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……
6分ゆでて……
2分むらせば……
ハイ完成。
して、そのお味は──
ほう、これはすごいな。こういう蕎麦、実際に外で食べたことある。脱サラした蕎麦好きの主人が自宅を改装して隠れ家的な蕎麦屋を始めました的な蕎麦とでも言おうか。頑固な蕎麦屋。THE手作り、みたいな。
なので、「家そば」か「外そば」かで言えば完全に外……というか「隠れ家」。そば粉を感じるほどの十割そば感で、蕎麦湯も白濁のドッロドロ。とにかく蕎麦感がすごいので、まずは何もつけずに食べていただきたい。
なんとなくだが、この『元祖十割そば』の上位互換的な位置付けが現王者『特選そば 十割そば専用工場謹製』なような気がした。今回、惜しくもランク入りとはならなかったが、時が時なら1位であったと思う。うまいぞ!
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24