言われなかったらプラントベースってわかんないです。
最近ひそかに注目を集める「プラントベースフード」。動物性原材料ではなく、植物由来の原材料を使用した食品のこと。これまでに大豆や小麦から、「肉」「卵」「ミルク」などの代替となる加工食品が製造・発売されているんです。
「でも本来の味とはびっみょーにちがうんじゃ」というイメージがなんとなーくあったのですが、今回試食したプラントベースのオムライスはそんなイメージを吹き飛ばしてくれました。
たまごじゃん。え?たまごじゃないの?
ギズ編集部で私を待っていたのは、「Ever Egg(エバーエッグ)」。某クラファンサービスで、1,000人以上の方から支援されたという、プラントベースのオムライスです。
もちろんプラントベースなので、たまごは不使用。そのほかにも牛肉のコクを感じるデミグラスソース、チキンを使わないチキンライスが楽しめるらしい。そんなバカな。
さっそく作ってみよう
まずはセットをチェック。すべてレトルトになっていて、湯せんまたは電子レンジで調理できます。手前から、たまごじゃないたまご、牛肉じゃないデミグラスソース、チキンじゃないチキンライス。
今回はレンジを使用しました。蒸気口を上にして温めます。
こちらがチキンじゃないチキンライス。この時点ですでにおいしいかおりが。チキンライスじゃん。
おなじようにソース、たまごと温めていくと、完成はこんな感じ。オムライスじゃん。
オムライスじゃん(2回目)
それでは実食してみましょう~!
特徴はこのかたまらないたまご。普通のたまごは熱を加えると固まってしまいますが、このたまごは圧倒的ふわとろ感。かつ、ちゃんとたまごの味がする…! これが野菜から作られているとはちょっと信じがたいおいしさです。
さらにデミグラスソースはぎゅっとうまみを詰め込まれていて、風味豊か。でも、動物性原材料は不配合。チキンライスにはチキンっぽい肉のかたまりが入っていましたが…あれはなにでできていたんだろうか。1食あたり、120g以上の野菜を使われている(ただ、原料野菜の全成分を含むものではないらしい)とのことですが、影も形もなかったです。
レンジでさっと作れるから、時間のない朝食や、野菜嫌いのお子さんのためのメニューにもいいのかも。ただ、くいしんぼうの私としてはもうちょっと食べたかった…! 大容量パックとか作っていただけませんか?
Source: 2 foods