「刀剣乱舞-ONLINE-」では、2022年7月26日から2022年8月16日までイベント「連隊戦~海辺の陣~」が開催されている。
ドロップアイテム「夜光貝」を集めると新刀剣男士「笹貫(ささぬき)」を手に入れることができ、大変参加しがいのあるイベントなのだが……なんとこのイベント、経験値もとってもおいしいのである。
刀剣乱舞-ONLINE-では1年を通して様々なイベントが開催されているが、本イベントで稼げる経験値の量はその中でも1、2位を争うと言っても過言ではないほど。
この経験値量を活かせば、1日で刀剣男士を育てきることも可能なのでは? せっかくなので、友人の審神者(さにわ:刀剣乱舞のプレイヤー)さんとどちらが先にカンストさせられるか対決してみた!
・そもそも連隊戦~海辺の陣~って?
対決を始める前に、まずは「連隊戦~海辺の陣~」の基本情報を書いておこう。本イベントは毎年夏に行われており、部隊を次々に入れ替えながら強敵を倒していく。
期間限定で使える「水砲兵」を刀剣男士に装備させて出陣すると……
破壊力しかない水鉄砲で刀剣男士たちが相手を攻撃。この攻撃で敵が装備している水砲兵を壊すと、集めることで様々な報酬がもらえる「夜光貝」をドロップするぞ。
敵は稀に虹色に輝く夜光貝を落とすこともあり、これを7つ集めると……
経験値が特にたくさんもらえる「特別合戦場」に行ける。大体の仕様はこんな感じだ。
・下準備
今回の対決では、筆者は「加州清光」、お相手は「山姥切国広」を育てることにした。
刀剣乱舞-ONLINE-では刀の種類によってレベルアップに必要な経験値の量が少しずつ異なっているのだが、この2振はどちらも「打刀」なのでどちらかが不利になることはない。
今回の対戦用に組んだ編成はこんな感じ。
なお、先ほど連隊戦は「部隊を入れ替えながら戦うイベント」と記したが、ある程度育った刀剣男士たちであれば部隊を入れ替えずとも敵を全て倒すことが可能。よって今回は2人とも使用しているのは1部隊のみだ。
鍵になるのは、やはり「七星剣」だろう。2022年3月に開催されたイベントに参加することで手に入れることができたこの刀剣男士は、なんと自分以外のパーティー全員がもらえる経験値をアップさせる特殊能力を持っている。
「北谷菜切」は、編成に加えて海辺の陣に出陣すると……
虹色の夜光貝を確定で1つ手に入れることができる。経験値を効率よく稼げる特別合戦場により多く行くため、参戦してもらうことにした。
「治金丸」も海辺の陣における特攻持ちの刀剣男士。この刀剣男士を編成に加えると、なんと水砲兵が2回も攻撃してくれるようになる。相手によっては刀剣男士が手を下すまでもなく戦いが終わることもあるぞ。
「太鼓鐘貞宗」「乱藤四郎」は切り込み隊長として採用。この2振は「極」というポケモンでいう進化系になっており、高い機動力と攻撃力を併せ持っている。強敵も難なく倒してくれる頼もしい味方たちだ。
ちなみに友人の編成はこんな感じ。やはり七星剣が編成されており、北谷菜切がいない代わりに極の刀剣男士が3振になっている攻撃力高めの編成だ。お互い準備ができたところで、さっそくバトルを開始した!
・対戦結果
──結論から言おう。負けた。
試合開始から約6時間後、加州清光がレベル97に達したところで友人の山姥切国広が先にカンスト。序盤のうちはレベル差が1くらいだったのだが、気づけばどんどん引き離されていきそのままゴールされてしまった。
「やっぱり攻撃力重視の方がいいのか?」と思い、途中で北谷菜切と水砲兵を多く持てる刀剣男士を入れ替えてみたりもしたけれど追い付くことはできなかった。無念である。
試合終了後に分析してみたところ、今回の敗因はおそらく2つ。
まずは筆者の七星剣が疲労してしまったこと。七星剣の特殊能力で増える経験値の量は七星剣自身の疲労度によって増減し、七星剣が元気であればあるほどもらえる経験値量が多くなる。
しかし、筆者の七星剣は試合中ほとんど最大級に疲れている状態。対して友人の七星剣はなぜか1度も疲労することなく最後まで走り切っていたので、そこで差がついたのだと思われる。タフすぎないか、友人の七星剣……
次に、加州清光を何度か戦線崩壊(=戦線離脱)させてしまったこと。
本イベントの経験値は確かにおいしいけれど、途中で戦線崩壊してしまった刀剣男士はもらえる経験値が少なくなってしまうのだ。
基本的には部隊全員が倒されるまで攻撃を受けない隊長ポジションに加州清光を配置していたのだが、七星剣をはじめとする他の刀剣男士たちが次々に疲労。
隊長には疲労が若干軽減されるメリットもあるため、一時的に疲れている刀剣男士を隊長にしたところ見事に加州清光がやられてしまいロスが生まれたというわけだ。
試合終了後に友人に話を聞いてみると「山姥切国広は戦線崩壊しないようにある程度のレベルになるまでずっと隊長にしておいて、様子を見ながら隊長から外して他の刀剣男士の疲労を管理した」とのこと。
友人は筆者より審神者歴が長いのだが、やはり先輩は強かった。まだまだ勉強が足りないなぁ……
・次は負けない
悔しかったので加州清光はその日中にしっかりカンストさせておいた。
勝負には負けてしまったけれど、連隊戦~海辺の陣~の経験値がいかにおいしいかは皆様にお伝えすることができたのではないだろうか。
「北谷菜切」や「日光一文字」といったレアな刀剣男士がドロップすることもあり、参加して絶対に損はない「連隊戦~海辺の陣~」。是非この機会に刀剣男士を鍛えてみてはいかがだろう。
筆者も次は負けないように、今のうちにしっかり刀剣男士たちを鍛えておこうと思う。
参考リンク:PRTIMES、刀剣乱舞-ONLINE-
執筆:うどん粉
ScreenShot:刀剣乱舞-ONLINE- POCKET(iOS)