熟睡できるの? イトーキの立ったまま使う「仮眠ボックス」が海外でも話題に

GIZMODO

仮眠はしたいけど、さすが立ったままは…。

会社にいても自宅でテレワークをしていても、仕事中に襲ってくる睡魔。これに打ち克つにはいろんな方法がありますが、一番の対処法はやっぱり仮眠ですよね。会社に仮眠室があればベストですが、空いている会議室やランチルーム、もしくはデスクに突っ伏す人もいることでしょう。

そんな問題に一石を投じるのが、立ったまま使う「仮眠ボックス」。オフィス用家具を手掛けるITOKI(イトーキ)と、北海道にある広葉樹合板知財マッチングで開発したもので、双方で特許に関わるライセンス契約が結ばれました。

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Video: HBCニュース 北海道放送/YouTube

直立したまま完全脱力するのは難しいかと思いますが、内部には頭やお尻、膝などを支える部品が使われるとのこと。縦型なので省スペース化ができますが、立たせることで熟睡させないようにするのが狙いなのでしょうか? こればっかりは一度試してみないと分かりませんね。

海外でも話題に

やはりこのメイド・イン・ジャパンの「立ったまま仮眠」という独創性が目を引いたのか、Bloombergなどが紹介しています。そこではコミュニケーション部の川島部長が、「多くの日本人は休みなく作業をし続けることがあり、トイレで仮眠を取る人もたくさんいるようです。それは不健康なので快適な場所で眠るべきだと思います」と、日本人の悲しい秘密も世界に知られることになりました。

ディストピア系SF映画で見るやつ?

「仮眠ボックス」は『エヴァンゲリオン』のエントリープラグみたいでもあり、このままコールドスリープでもして火星に飛んで行きそうなデザインでもあります。デザイン家具風ではありますが、やっぱり寝るなら最高の仮眠になるよう横になりたいですよね。映画『マトリックス』の人間電池だって横だったんだから。ねぇ?

Source: ITOKI, 広葉樹合板, YouTube, Bloomberg, Futurism, 朝日新聞 DIGITAL