“自分専用”も夢じゃない。42インチの有機ELテレビがいろんな意味で最適だった

GIZMODO

僕に必要だったのは、このサイズ・この機能だったのです。

妻と2人の子供。家族4人で暮らしている僕ですが、ずーっと悩んでいたことがありました。それが「僕の生活にマッチするテレビが無い」ってところ。いつもゲームやエンタメ視聴で使ってるのはリビングテレビなんですが、これは家族の共有物。使いたい時に占有権を主張できるとは限りません。

そこで気づいたのです。自分の部屋にも置ける、もう1台の「自分専用」のテレビがあれば良いのだ!と。そして、そんな僕のニーズにドンピシャなテレビに出会えました!

だから、まず結論から言わせてください。自分の時間をゆっくり楽しみたいのであれば、LGの有機ELテレビC2シリーズの42インチモデル「OLED42C2PJA」で決まりです

42インチのサイズ感がオススメな理由を語らせてください

そもそも理想のテレビって、ひとつだけではないと思うのです。

リビングにはやっぱり50インチ超えの大画面テレビがいいですよね。家族とテレビを囲んで時間を共有するのは素晴らしい体験です。

だけど、たとえばゲームをじっくり堪能したい時に「家のリビングでは遊びづらいぜ…」というのうが本音。そんな物足りなさを埋めてくれるのがこのテレビなんです。

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見てくださいよ。42インチ、この絶妙なサイズ感。

大きいテレビ需要が主流になっていくなか、僕も最初は42インチって選択肢に入れていなかったのですが、「自分で占領できるちょうどいいサイズ」と言えるんですよね。

本体サイズはスタンド含んでも横幅1mを切りますし、重量なんて10kg以下なので、設置スペースも最小限でOK。そしてこのシンプルさは美しさとも言い換えることができます。

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だって画面のフレームなんてこの薄さですよ。ほぼ板!

正面から見た時のベゼルの細さはコンテンツへの没入感を増しますし、パネルの薄さと洗練されたソリッドなデザインは、圧迫感を排して視覚的なノイズを減らしてくれます

設置した後で部屋を見回しても、「スペース的なデメリットが無い」とすら感じさせるデザインマジック。黒物家電的な存在感の美しさと、ガジェット的なスマートさが上手く調和されているのも、高い満足感にも繋がってきます。

そもそも…です。このサイズ感で有機ELテレビが選べるようになったって、結構な事件だと思いませんか?

実際にゲームやエンタメ鑑賞に使ってみても、「LGの有機ELパネルヤベーな…」とその強さを実感できたので、その魅力も語らせてください!

もうこれはゲーミングテレビと言っていい

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ゲームをガチで楽しむにはリビングより自室、さらに高性能・高画質のゲーミングモニターがあればベスト。なんて思っていた時期がありました。

確かに、速い応答速度やハイリフレッシュレートがアドバンテージになるゲームとなれば、モニターはゲーミングモデルが有利。大画面だけど遅延が出やすいテレビは、ガチ勝負向けとは言い難い現実がありました。

しかし、それも過去の話。C2シリーズの42インチモデルは、実に現代のゲームシーンにマッチした仕様になっています。ストレートに言えば、ゲームで勝てるテレビです。

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まずは仕様からいきましょう。

HDMI入力は4ポートで、すべてが最新の4K 120Hzまで出る、HDMI2.1規格に対応しています。そのため近年のゲームハードやゲーミングPCとの相性は抜群!

実際のゲームシーンでも、このアドバンテージは実感できます。秒間120フレームのなめらかな動きは、ゲームキャラクターや周囲の挙動を感知しやすいのです。また、実際に目で見ている世界の滑らかさとのギャップが少ないので、肉眼で見ているかのようなリアリティすら感じます。

加えて、画面遅延を最小限に抑える「NVIDIA G-SYNC Compatible」「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」などの VRR(Variable Refresh Rate/可変リフレッシュレート)。コンシューマー機にも搭載されているALLM(Auto Low Latency Mode/自動低遅延モード)へも対応。

これら低遅延系の機能は、FPSでは索敵や照準の精度に直結しますし、一瞬の判断が求められるスポーツゲームでも大きなアドバンテージとなってくれます。

え? 応答速度ですか?標準値で1msです。

繰り返します。この42インチテレビ、応答速度1msでゲーミングモニターと遜色ありません。

実際、素早い判断と操作が求められるFPSやアクションゲーム、スポーツゲームなどを幅広く遊んでみましたが、体感できる遅延が感じられないレベル。それでいて、動きもヌルヌルだし、有機ELでHDR対応だから発色もキレイ!と、ゲーム体験がレベルアップする音が聞こえてくるくらいの衝撃でした…。

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ハードの性能だけでも、ゲームを有利に進められる「フィジカルの強さ」を持っているのですが、さらに支援武器を持っているのが、このテレビのいいところ。

ゲーム中の設定機能を集約した「ゲームオプティマイザ」という支援機能では、ゲームジャンルに最適化された5つのモードが用意されていて、手軽にプリセットを切り替えることができます。

ブルーライトの低減や、環境に合わせて画面の明るさを調整する「暗室モード」といった、目への疲労軽減支援は、ゲーマーにはありがたい機能。

他にも、ゲームに合わせた音質をAIが識別して臨場感を増してくれる「AIゲームサウンド」はぜひ有効にしましょう。聴覚を通じて空間認識解像度が高まります。また、暗部の明るさを上げることで、物陰に隠れる相手を見つけやすくするなど、ちょっとズルくないそれ?的なカスタマイズが行なえます。

そう、このテレビで遊ぶこと自体がアドバンテージになるんです。これはもうゲーミングテレビと言っていいレベルでしょう!

エンタメ視聴にも最適! 真なる黒の圧倒的表現力

映像の美しい作品をじっくり堪能するには1人の時間が欲しい、そんな時にもこのテレビが最適です。

有機ELの「黒」表現は発光自体を行なわないから、深みのある「真の黒」を楽しめる

うん、こういう構造的な概念はわかってるし、スマホでも有機EL画面は、キレイだな!って感じていましたが、それがこの大きさになるとどんな体験があるのか?というのをまざまざと実感できました。こりゃヤベーです。

まずこちらを見てください。

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これまで見た中で最高の宇宙が広がっていました。

沈み込むような黒は、宇宙空間の広大さを際立たせると同時に、ばらまかれたように広がる星々の瞬きがより強調させます。まるで自分自身がそこに浮かんでいるかのような没入感ですよ!

黒が締まる、発色がよい有機ELというパネル特性ももちろんですが、上手く持ち味を引き出して美味しく調理する映像エンジン「α9 Gen5 AI Processor 4K」の見事なお点前と言えますね。

映像から伝わってくる解像感や情報量が段違いですし、こんなの出されたら何度でもオカワリしちゃいそう。実際このテレビが届いてから、これまで見てきた映像作品を見返すオカワリ旅がもう楽しくて楽しくて、止まんないんですわ。

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おっと、旧作や映画を楽しむなら、「FILMMAKER MODE」もオススメですよ!

こちらは入力された映像への補正をカットし、ソースと同じフレームレート(映画の場合24フレーム)とアスペクト比を維持するモード。フレーム補完や映像処理をオフにして、色温度をそのまま再現します。つまり、現代のテレビでも、しっかりと映像制作者の意図を再現できるんです

こうして、最新テクノロジーによる補正で、美麗に見直すのも楽しいし。製作時のテイストを再現して、映画へのリスペクトを重ねるのも楽しい。と、アップグレードした映像体験にすっかりヤられています。

自分の部屋にテレビがなかったら、こんなにも集中して映像を楽しめなかったわけで、そういう視点で考えてもC2シリーズの42インチモデルという選択肢は正義ですねー。

マウスとリモコンのいいとこどり。スマートな「マジックリモコン」

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LGのテレビを語るには、コイツの存在も欠かせません。付属のリモコン「マジックリモコン」です。

一見すると普通のテレビリモコンですが、これがまた便利。マイクボタンでは音声入力に対応し、さまざまなサービスでの入力を効率化してくれます。

さらにはこのリモコン、マウスになるんです。

いや、正確にはマウスではないのですが、リモコンをテレビに向けるとポインターが表示され、狙った項目を直接選ぶといった、マウスのようなスマートな操作感で操れるのです。中央に備わったクリックボタンはホイールも兼ねているので、マウスのようにスクロールもOKですよ。

テレビリモコンのシンプルな操作と、マウスのダイレクトな操作。お互いのいいところをフュージョンさせたおかげで、テレビ体験の気持ちよさが底上げされていますね。

こういうユーザビリティに繋がるところにちゃんとコストかけるのって、なんだか嬉しくなっちゃうよね。

セカンドテレビの”正解”がここにある

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どうでしょうか? C2シリーズの42インチモデル

程よい大きさだけど、ゲームでもエンタメでもしっかりとエンジョイできる、神がかったバランス感で、自分の時間をゆっくり楽しみたい僕にとっては、百点満点な解答だったんですよね。

でもそれは、僕だけではないと思うのです。

昨今は、「大きいテレビ需要」が主流で、すっかりハイエンド機=大型という構図が出来上がっています。しかし、家族との時間はもちろん大切だけど、同じくらいに自分の時間も大事なわけで、セカンドテレビを求める声も多いと思うし、画質や性能を犠牲にしたくないというのも、当たり前なニーズ。

だからこそ、選ぶべきはC2シリーズの42インチモデル。これは何も諦めなくていいセカンドテレビです。

Photo: Daisuke Ishizaka

Source: Amazon

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