「ゆっくり茶番劇」騒動過激化をやしろあずきが牽制 「俺に三角コーン送りつけたほうが100倍世のためになる」

J-CASTニュース

   「ゆっくり茶番劇」を商標登録したユーチューバー・柚葉さんや関係者に対し、迷惑行為が広がっている。こうした状況を受けて、漫画家のやしろあずきさんは202年5月16日、身を呈してけん制した。


  • 漫画家のやしろあずきさん


  • 三角コーンを受け取ったやしろあずきさん

「ブチギレるのはわかる」

   柚葉さんをめぐっては、15日に「ゆっくり茶番劇」という文字の商標権を取得したと告知した件で関係各所を騒がせている。「ゆっくり茶番劇」は一般的に、ZUNさんが同人サークル「上海アリス幻樂団」で展開した作品群「東方Project」の二次創作から派生したコンテンツの1つとして知られている。

   作者と無関係な第三者である柚葉さんが「ゆっくり茶番劇」の商標権を取得したことについて、「東方Project」のファンを中心としたSNSユーザーの間で批判する声が広がっている。柚葉さんによれば、連絡用メールアドレスに不適切な内容を含むメールが大量に寄せられたほか、関係者の賃貸物件に迷惑行為が寄せられたり爆破予告が行われたりしているという。

   過激化した柚葉さんへの非難に対し、やしろさんはツイッターで次のように呼びかけた。

「ブチギレるのはわかるけど相手に爆破予告とかしたら意気揚々と訴えられて最悪賠償金ぶん取られるからそこは堪えような」

   さらには「爆破予告とか殺害予告するなら俺に三角コーン送りつけたほうが100倍世のためになるぞ」と主張し、三角コーンの送り先を紹介した。

   ブログなどによれば、やしろさんには誕生日をきっかけに大量の三角コーンが贈られるようになった。現在は、必要としている自治体や学校、会社などにレンタルや寄贈を行っているとのことだ。

   やしろさんは15日にも、騒動に関連して商標登録について言及している。

「商標登録が話題ですが、実は『カラーコーン』という呼び方にも商標登録がされています」

   カラーコーンは、工事用保安用品のレンタル・販売を手掛けるセフテック(東京都文京区)の登録商標だ。そのため、やしろさんは「三角コーン」という呼び方を採用しているのだとして、こう述べた。

「家に大量に送られてくる事がなければ知らなかった知識です。クソが」

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