【美味】兵庫県香美町の返礼品「訳あり浜茹で香住ガニ」が超お得かも！どこが訳アリなのかわからないレベル!! ふるさと納税マニア：第1回

今やすっかり日本に定着した、ふるさと納税。きっと多くの方がふるさと納税を利用されているに違いない。どうせ同じ金額を納税するんだもの、ちょっとでもお得な方がイイに決まってるよね！

……とか言いながら、私、P.K.サンジュンはこれまで1度もふるさと納税を利用したことが無かった。理由は後述するが、先日とても身近な人が『ふるさと納税マニア』であることが発覚！　というわけで、シリーズ『ふるさと納税』が始まるよーーー！

私がふるさと納税を利用してこなかった理由は大きく2つ。「いまいち仕組みを理解していないこと」そして「面倒くさそうだから」である。特に「面倒くさそう」という理由は私にとって大きく「まあ、そのうちね……」とふるさと納税を避けて生きてきた。

だがしかし、つい先日、社内でくだらないことを話していると “アホの上司” でお馴染みの当サイトのYoshioが『ふるさと納税マニア』であることが判明！　なんとYoshioはふるさと納税歴およそ10年の強者（つわもの）だったのだ。

「え、なんでふるさと納税やらないの？　ネットで注文するだけじゃん。ほぼショッピングみたいなもんだよ。どうせ税金は納めるんだから、なんかもらった方が良くない？　仕方ねえ、俺がふるさと納税の素晴らしさを教えてやるか」

あれよあれよという間に話は進み、気付けば私はYoshioが超オススメだという兵庫県香美町の「訳あり浜茹で香住ガニ」を注文していた。金額は1万円だから最大30％分、つまり3000円分のカニが送られてくるということなのだろうか？

「理屈としてはそうだね。でもさ “訳あり”ってところがポイントなのよ。通常は市場価格の3000円分だけしか返礼品に出来ないんだけど、例えば足が折れてて売り物にならないカニが入ってたりするんだ。感覚としてはアウトレットみたいなもんかな」

わかるような、わからないような……？　要するに “訳あり” だと3000円以上にお得感がある返礼品が送られてくるということなのか？　個人的には足が折れていようと気にならないが、だとすれば “訳あり”って激アツじゃね……？

「そうなんだよ。訳ありだと普通じゃ考えられない量の返礼品があったりするんだ。やっぱり少しでもお得な方がいいじゃん？　だから俺は寄付するとき、まずは “訳あり” で検索してるよ。その中でも自信を持ってオススメできるのが香美町の浜茹で香住ガニなんだ」

調べてみると「香住ガニ」とは香住漁港でだけ水揚げされるベニズワイガニのことだそう。養分が豊富な海洋深層水で育ったカニは、身が詰まり、甘味が強く、みずみずしい……と、香住町観光協会のホームページに書いてあった。

注文はYoshioが愛用しているという「ふるなび」で完了。もちろん他のふるさと納税専門サイトからでもOKだ。確かにクレジットカードの登録さえ済ませてしまえば、一般的なネットショッピングとやることはほぼ変わらない。

で、待つこと数週間。「訳あり浜茹で香住ガニ」が送られてきた。香住ガニは2杯入っており、パッと見たところどこが “訳あり” なのかよくわからない。ただよくよくチェックしてみたところ、後ろ足が1カ所だけ欠けているところがあった。え……たったのコレだけ？

そもそもカニの後ろ足なんて、ほぼ食べるところがない。これだけで “訳あり” だなんてメッチャお得やん！　訳ありサイコォォオオオオ!!　ふるさと納税万歳ィィィィイイイイ！

で、実際に食べてみたところ、解凍してそのまま「茹でガニ」として食べても、また「カニ鍋」にして食べても非常に美味だった。頭の部分はカニミソを堪能し、足の部分は鍋にしてお出汁を楽しむといいのではないだろうか？　もちろん最後は「カニ雑炊」で決まりだ。

さて、気になる「還元率」だがこれが結構難しい！　ネット上で香住ガニは倍以上の値段もザラにあるし、スーパーで外国産の冷凍ベニズワイガニも5000円以上はする。一方で生きてる国産のベニズワイガニが700円ほどで売られていたから、還元率を数値化することは困難だ。

ただし香住ガニがブランドガニであることを考慮し、同じ香住ガニで比較した場合、少なくとも「5000円」くらいの価値はあるのではないだろうか？　あくまで記者調べではあるが、暫定的に「還元率50％」としたい。いやー、訳ありっていいですね。

というわけで、初回から美味しいカニを食べて笑顔が止まらなかった『ふるさと納税マニア』のコーナー。次回以降もふるさと納税マニアオススメの返礼品をジャンジャンご紹介していくぞ。