今ここで初めて言うが、私は昨年の9月にAGA(男性型脱毛症)の治療をするため病院を訪れた。そこから家族以外の誰にも告げることなく、こっそりこっそり貰った薬を飲み続けて約半年。
本来ならば経過などを記事でレビューしたいところなのだが、私は一切しなかった。なぜならば、私が検証したかったのはAGA治療の成果ではなく、「この変化に同僚の誰か気づくのか?」という点だったからだ。
・薄毛以上に辛いこと
薄毛に悩む人にとって、周囲から「アイツ隠れてハゲ対策バリバリしてるやん」と内心思われるのは辛い。笑いにできるような関係性なら全然いいが、触れちゃいけない感じになるのはマジで辛い。
よって理想としては、誰にも怪しまれることなくスーーーーッと「フサフサ国」へ足を踏み入れたいところ。足音ひとつ立てることなく、長年住んだ「ハゲ国」の国境を突破して「フサフサ国」へ。
果たして、AGA治療と言う名の “裏パスポート” はそれを可能にしてくれるのか? 治療開始から半年が経ち、ようやく確かめるときが来たようだ。
その方法は単純で、社内のチャットワークに「気づいてた?」と聞くだけ。「記事で使うから率直に言って〜」的な感じで投げると……
なんと……!
誰1人として気づかず……!!
写真で見比べたら結構な変化があるにもかかわらず、半年かけてじっくりじっくり変わっていくと誰も気づかないなんて……。私のハゲが頭頂部から来るタイプ(上から見ないと分かりにくい)ってのもあるだろうが、よく考えたら不思議である。
まぁもちろん、AGA治療の効果は人ぞれぞれだし、気づくかどうかはその人による。ただ私個人の感想を言わせてもらうと、AGA治療のおかげで「フサフサ国」への理想的なカムバックを果たしたと感じている。
……
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いや、待て! もしかして、「フサフサ国」にいるかと思いきや、実はまだ「ハゲ国」にいるから誰も気づかなかったという可能性も……否! 否!! ありえない。私はもう「フサフサ国」にいるはずだ。
そんなことを考えているとストレスで「ハゲ国」へ強制送還されるので、このあたりで記事を終わりにしたい。
なおAGA治療について気になった方は、対応している病院で聞かれるのがベストかと思う。また、「病院へ行く前にAGA治療についてもう少し詳しく知りたい!」という方は、当サイトで以前に公開した記事「薄毛がAGA治療を始めて半年経ったらこうなった!」をご参考に!
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.