ついに出会ってしまった【家そば放浪記】第90束:軽井沢みやげ「旬粋(syunsui)」で買った、おびなた『信州戸隠 池森そば 二八の極み』税込550円(1人前275円)

ロケットニュース24

噂はかねがね。読者からのリクエストも多数あった。しかし通販ではなく “出会い” を大切にしたいので、あえて追うことはなかった。しかし……!

先日、軽井沢駅のおみやげ屋さんを覗いてみたところ……WOW! ついに出会ってしまったか……。大の蕎麦好きとして知られるロックバンド「DEEN」のボーカル池森秀一氏がプロデュースした干し蕎麦が勢揃い!!

もうたぶん二度と “直” では出会えない。そんな思いから、私はその場に売っていた池森プロデュース干蕎麦4種類をすべて購入した。

大の二八(にはち)ファンである私が真っ先に食べてみたいと思ったのは『信州戸隠 池森そば 二八の極み』である。パッケージからもわかる通り、こちらは当連載でも常連の、あの「おびなた」とのコラボ商品。

注目すべきは「究極の八割そば」「波打製法麺」「凹凸した太めの田舎風でつゆ絡み良し」あたりの文言か。それではさっそく、いつものように……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


7分ゆでて……


完成。


して、そのお味は──


つるつるの平打ち麺。売り文句の通り “つゆ絡み” は非常に良い。なので、できるだけ良いつゆで食すのが良いだろう。

だが、特に印象に残るのは「さっぱりしている」ということ。とにかく、透き通るように、さっぱりしている。こんなにさっぱりとした蕎麦は食べたことないってくらいのさっぱり感でさっぱりしている。言い方を変えれば繊細というか。

いずれにせよ、かなり上級者向けに作られている気もする。まだまだ未熟な私のレベルでは、なんともつかみきれない、実に難解なお蕎麦だ。

「家そば」か「外そば」かの判断も難しいが、どうしても印象が薄く、強いて言うならギリ家か。蕎麦そのものの味よりも、“つゆ絡み” の楽しさを味わうお蕎麦かなとも思った。

次回は同シリーズ「幸せの十割」をお送りします。


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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