オスカー受賞作品を予想するのも楽しいひととき。
今年も映画の祭典、アカデミー賞の季節がやってきました。新型コロナウイルスの影響で、公開延期を余儀なくされた作品は今年も数多くありましたが、今年はSF作品からアクション超大作まで、授賞式がグッと楽しみになるような作品が数多くノミネートされています。
続編の公開も決定している『DUNE/デューン 砂の惑星』は作品賞を含む全10部門ノミネート、Netflixオリジナル作品の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は最多の11部門12ノミネートを果たすなど、今年のアカデミー賞も大接戦が予想されます。
果たして今年、もっとも多くオスカー像を手にするのはどの作品なのか、各部門のノミネート作品一覧がこちらです。
作品賞
『ベルファスト』
『コーダ あいのうた』
『ドント・ルック・アップ』
『ドライブ・マイ・カー』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ドリームプラン』
『リコリス・ピザ』
『ナイトメア・アリー』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ウエスト・サイド・ストーリー』
監督賞
ケネス・ブラナー(『ベルファスト』)
濱口竜介(『ドライブ・マイ・カー』)
ポール・トーマス・アンダーソン(『リコリス・ピザ』)
ジェーン・カンピオン(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)
スティーブン・スピルバーグ(『ウエスト・サイド・ストーリー』)
脚本賞
『ベルファスト』(ケネス・ブラナー)
『ドント・ルック・アップ』(アダム・マッケイ、デヴィッド・シロタ)
『ドリームプラン』(ザック・ベイリン)
『リコリス・ピザ』(ポール・トーマス・アンダーソン)
『The Worst Person in the World(原題)』(エスキル・フォクト、ヨアキム・トリアー)
脚色賞
『コーダ あいのうた』(シアン・ヘダー)
『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介、大江崇允)
『DUNE/デューン 砂の惑星』(ジョン・スパイツ、ドゥニ・ヴィルヌーブ、エリック・ロス)
『ロスト・ドーター』(マギー・ギレンホール)
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(ジェーン・カンピオン)
主演男優賞
ハビエル・バルデム(『愛すべき夫妻の秘密』)
ベネディクト・カンバーバッチ(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)
アンドリュー・ガーフィールド(『tick, tick…BOOM! チック、チック…ブーン!』)
ウィル・スミス(『ドリームプラン』)
デンゼル・ワシントン(『マクベス』)
主演女優賞
ジェシカ・チャステイン(『タミー・フェイの瞳』)
オリビア・コールマン(『ロスト・ドーター』)
ペネロペ・クルス(『Parallel Mothers(原題)』)
ニコール・キッドマン(『愛すべき夫妻の秘密』)
クリステン・スチュワート(『スペンサー ダイアナの決意』)
助演男優賞
キアラン・ハインズ(『ベルファスト』)
トロイ・コッツァー(『コーダ あいのうた』)
ジェシー・プレモンス(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)
J・K・シモンズ(『愛すべき夫妻の秘密』)
コディ・スミット=マクフィー(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)
助演女優賞
ジェシー・バックリー(『ロスト・ドーター』)
アリアナ・デボーズ(『ウエスト・サイド・ストーリー』)
ジュディ・デンチ(『ベルファスト』)
キルステン・ダンスト(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)
アーンジャニュー・エリス(『ドリームプラン』)
国際長編映画賞
『ドライブ・マイ・カー』(日本)
『Flee(原題)』(デンマーク)
『The Hand of God』(イタリア)
『ブータン 山の教室』(ブータン)
『The Worst Person in the World(原題)』(ノルウェー)
視覚効果賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『フリー・ガイ』
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
撮影賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』(グレイグ・フレイザー)
『ナイトメア・アリー』(ダン・ローストセン)
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(アリ・ウェグナー)
『マクベス』(ブリュノ・デルボネル)
『ウエスト・サイド・ストーリー』(ヤヌス・カミンスキー)
長編アニメ映画賞
『ミラベルと魔法だらけの家』
『Flee(原題)』
『あの夏のルカ』
『ミッチェル家とマシンの反乱』
『ラーヤと龍の王国』
短編アニメ映画賞
『Affairs of the Art(原題)』
『Bestia(原題)』
『ボクシングバレー』
『ことりのロビン』
『The Windshield Wiper(原題)』
衣装デザイン賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』(ジャクリーン・ウェスト、ロバート・モーガン)
『クルエラ』(ジェニー・ビーヴァン)
『シラノ』(マッシモ・カンティーニ・パリーニ、ジャクリーヌ・デュラン)
『ナイトメア・アリー』(ルイス・セケイラ)
『ウエスト・サイド・ストーリー』(ポール・タゼウェル)
作曲賞
『ドント・ルック・アップ』(ニコラス・ブリテル)
『DUNE/デューン 砂の惑星』(ハンス・ジマー)
『ミラベルと魔法だらけの家』(ジャーメイン・フランコ)
『Parallel Mothers(原題)』(アルベルト・イグレシアス)
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(ジョニー・グリーンウッド)
短編実写映画賞
『Ala Kachuu – Take and Run –(原題)』
『The Dress(原題)』
『The Long Goodbye(原題)』
『On My Mind(原題)』
『Please Hold(原題)』
長編ドキュメンタリー賞
『Ascension(原題)』
『Attica(原題)』
『Flee(原題)』
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
『燃え上がる記者たち』
短編ドキュメンタリー賞
『オーディブル:鼓動を響かせて』
『私の帰る場所』
『The Queen of Basketball(原題)』
『ベナジルに捧げる3つの歌』
『When We Were Bullies(原題)』
音響賞
『ベルファスト』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ウエスト・サイド・ストーリー』
美術賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ナイトメア・アリー』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『マクベス』
『ウエスト・サイド・ストーリー』
編集賞
『ドント・ルック・アップ』(ハンク・コーウィン)
『DUNE/デューン 砂の惑星』(ジョー・ウォーカー)
『ドリームプラン』(パメラ・マーティン)
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(ピーター・シベラス)
『tick, tick…BOOM! チック、チック…ブーン!』(マイロン・カースタイン、アンドリュー・ワイスブラム)
メイクアップ・ヘアスタイリング賞
『星の王子 ニューヨークへ行く 2』(マイク・マリーノ、ステイシー・モリス、カーラ・ファーマー)
『クルエラ』(ナディア・ステイシー、ナオミ・ダン、ジュリア・ヴァーノン)
『DUNE/デューン 砂の惑星』(ドナルド・マウアット、ラブ・ラーソン、エヴァ・ヴォン・バール)
『タミー・フェイの瞳』(リンダ・ダウド、ステファニー・イングラム、ジャスティン・ローリー)
『ハウス・オブ・グッチ』(ヨーラン・ルンドストルム、アンナ・カリン・ロック、フレデリック・アスピラス)
歌曲賞
”Be Alive”(『ドリームプラン』)(ディクソン、ビヨンセ)
”2匹のオルギータス”(『ミラベルと魔法だらけの家』)(リン=マニュエル・ミランダ)
”Down To Joy”(『ベルファスト』)(ヴァン・モリソン)
”No Time to Die”(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)(ビリー・アイリッシュ、フィニアス・オコネル)
”Somehow You Do”(『Four Good Days(原題)』)(ダイアン・ウォーレン)
第94回アカデミー賞は(日本時間)3月28日(月)に行われる予定です。