菅直人氏のヒトラーになぞらえたツイートが物議を醸していましたが、維新の会が謝罪を要求なんて、何様だという感じです。
ヒトラーになぞられようとそれに対して中身で反論すべきことであり、謝罪要求は話になりません。
それよりは維新の会の議員が共産党を暴力革命の政党と言っている方がよほど誹謗・中傷であり、維新の会として謝罪すべきです。
「音喜多議員だけなく、親分松井一郎氏も同レベルだった 政党の体を為していない維新の会 共産党叩きが存在意義?」
そしたら国民民主党の中にもこの菅直人氏のツイートに対して、妙に元気になってしまう議員がいるですね。
「知人のイスラエル関係者」って確かめようもない架空の人物を持ち出すのは議員として低レベル。榛葉賀津也幹事長だそうですが、維新の会に媚びを売りたいののか、ほかに活躍の場がなくマスコミに注目されもしなかったからなのか、とにかく低レベル。
維新の会も国民民主党はやはり政党としてはダメレベルなんだなとつくづく思います。
維新の会のやり方でヒトラーを彷彿させるのは別に不思議でも何でもなく、大衆を扇動し、それが集票のやり方なんだから、歴史の教訓からいえば、その通りといっていいんです。
もちろん維新の会に対する謝罪なんて必要ありませんし、すべきでもありません。
但し、やはり菅氏のツイートは不用意なものでした。
「ヒトラーになぞらえることの是非 一部の支持層にしか受けないこと 菅直人氏、立憲民主党は反省すべき」
2018年5月3日撮影
こうした行為が敵につけいる隙を与えてしまっています。
国民民主党はともかく、維新の会は、これでまた有権者の支持が大きくなります。公党の議員があのようなツイートをすべきではありませんでした。維新の会のやり方がヒトラーになぞらえるのが正しいかどうかの問題ではないというこです。
私が上記意見をブログで述べたら、維新の会をヒトラーになぞらえるのは正しいだろという批判が来ました。それではこの問題の意味を全く理解できていないということです。
こうしたツイートは一部の左翼層には猛烈な支持は受けますが、間違いなく拡がりを欠きます。むしろ立憲民主党支持層の離反を招きかねません。
得られた賛同が一部の支持、しかもそれは従来に支持層からのものでは全く意味がありません。
ツイートに対する反応が大きいとついつい喜んでしまうものですが、そのような使い方は麻薬と一緒です。要は自己満足でしかなくなります。
立憲民主党が目指すところは自民党支持層、特に従来のリベラル層です。強固な安倍支持の極右層はつける薬がありませんから、相手にする価値はないのですが、立憲民主党自身が健全な保守層に受け入れられる政党に脱皮しなければならないのに、こうした不用意なツイートは有害でしかありません。
立憲民主党は、その点は厳しく総括すべきです。