上沼恵美子 番組終了は追い風? – 女性自身

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昨年12月15日に、番組終了が正式に発表された『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(テレビ朝日系)。‘95年4月にスタートし、上沼恵美子(66)の軽妙なトークと辻調理師専門学校の講師陣によるわかりやすい調理解説が評判を呼んだ。

各メディアによると1月23日に最終収録を終え、番組は4月1日をもって終了する。収録後はセレモニーが行われ、スタッフや講師たちから感謝の言葉や花束を贈られたという上沼。27年間の歴史に幕を下ろす日が近づいてきていることに、ネット上では名残惜しむ声が相次いでいる。

いっぽうで「おしゃべりクッキング」の終了が発表された直後に、YouTubeチャンネルを開設させた上沼。昨年12月19日にアップされた初回動画は、すでに103万回再生を記録している(29日19時現在)。

また、今月21日にアップされた最新動画「上沼恵美子直伝! 絶品お好み焼きの作り方」はわずか1週間あまりで122万回も再生され、大バズり中なのだ(同日19時現在)。

上沼自ら調理を披露。「お好み焼き粉は大さじ1杯弱」や「混ぜるのは軽く」、「上から押さえつけない」といったトークを交えつつ、オリジナルのコツを紹介。終盤は「お好み焼きの思い出」を語るコーナーで締めくくられており、“上沼節”が満載だ。その内容に賞賛の声が相次いでいる。

《上沼恵美子のおしゃべりクッキング観てたけど、えみちゃんが作ってくれるのを観るのが1番ええわ! わかりやすいし、庶民的!! サイコー》
《料理番組を何十年もやってこられた、上沼恵美子さんならではの説得力》
《本物のおしゃべりクッキング始まったやん 掴みから綺麗なオチまで全編をスッと魅せて随所にドカンと笑わせるプロの話芸。お見事です》

■本誌に語った意気込み「絶対に面白いものにします」

本誌は昨年11月29日、冠番組の終了が相次いで報じられた上沼を直撃していた。当時の上沼は落ち込んでいる様子はなく、記者が新たに始めるYouTubeへの意気込みを聞いた際にもこう話していたのだ。

「はい! 本当に楽しみにしててくださいよ~。絶対に面白いものにしますんでね。もうね、YouTubeは『老後の楽しみ』なんですよ! だから、これでもうけようとか、そんなことはまったく考えていないんです。本当に面白いものを作って、お出ししたいと思ってます。ぜひ期待してください!」

「絶対に面白いものにする」と宣言した通り、早くも反響を呼んでいる上沼のYouTubeチャンネル。「おしゃべりクッキング」があと2カ月で終了することも、“追い風”になりそうだという。

「番組が次々と終了していくことで『“西の女帝”も終わりか……』といった反応もありましたが、むしろ逆。上沼さんならテレビに頼らなくても十分にファンを集めることができますし、制限の少ないYouTubeのほうが彼女の歯に衣着せぬトークが生きてきます。

また『おしゃべりクッキング』には、根強いファンが多くいました。今後はそれが見られなくなってしまうわけです。そうなると視聴者は当然、YouTubeの料理動画に流れます。つまり番組が終了してしまうことで、逆に動画に希少価値が出てくるのです。100万回超えの再生数が、まさにファンからの期待の大きさを証明しているといえるでしょう」(芸能関係者)

YouTubeで“リアルおしゃべりクッキング”を披露した上沼。主戦場を変え、さらなる快進撃を見せてくれるだろうか。

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