プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、両面放熱方式を採用した2.5GBASE-T対応の8ポートスイッチングハブ「FX2G-08EM」を1月下旬より発売する。市場想定価格は1万7800円前後。
8ポートすべて2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXに対応しており、オートネゴシエーション機能、Auto MDI/MDI-X機能も搭載。また、最大12KBのジャンボフレームに対応し、ループ検知機能も搭載する。
2021年6月発売の2.5GBASE-T対応5ポートスイッチ「FX2G-05EM」と同様に、金属筐体の上面に加えて下面からも放熱を行う両面放熱方式を採用。チップ直下の基板下面に貼られた放熱用シリコンパッドから、筐体下面のアルミプレート、その下の難燃性ポリカーボネートシートを経て熱を筐体下面へ伝え、そこからも放熱を行う。このため筐体下部のゴム足は高さがあるものを採用したという。
加えて、アイドル状態のポートの消費電力を抑えるIEEE 802.3az準拠のEEE(Energy Efficient Ethernet)技術、未使用ポートの電力をカットする「リンクダウン検知」、接続されたケーブルの長さを自動検知して電気出力を制限する「Ethernetケーブル長感知パワーセーブ方式」を採用し、発熱への対策がなされている。
本体サイズは約240×27×105mm(幅×奥行×高さ)、重量は約640g。