Wi-Fiを少しでも高速化したい【“Wi-Fiの困った”を解決:トラブル編 第7回】

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【A】Wi-Fiの設置位置を工夫してみましょう

 家庭用Wi-Fiルーターの電波が届く距離は、障害物のない屋外で100m程度だと言われています。

 それだけ電波が届けば家のどこでもWi-Fiでインターネットにつなぐことができると思うかもしれませんが、壁やドア、家具などの障害物によって電波が遮断される、あるいは電波強度が低下することがあるため、それほど距離が離れていないのに通信速度が遅い、あるいはWi-Fiにつながらないといったことが起こりえます。

 電波の強度は、途中にある障害物の素材によっても大きく変わります。例えば、金属は電波を反射してしまうため、Wi-Fiルーターと端末(PCやスマートフォンなど)の間に金属製の扉などがあると、通信速度が低下したりつながらなかったりするため注意が必要です。

 そのほか、電波の強度が大幅に低下してしまう素材としては、水やコンクリートがあります。特にコンクリート壁のマンションなどで、部屋を跨いでWi-Fiをつなぎたいなどといった場合は工夫が必要かもしれません。

 一方、木材は電波を通しやすいと言われていますが、いくつもの木材の壁を通過して通信するような状況であれば電波強度は低下してしまいます。また壁の中にある断熱材によって電波が減衰することもあります。

 Wi-Fiを少しでも高速化したいと考えるのであれば、このような障害物の影響を受けないように、Wi-Fiルーターの設置場所を工夫しましょう。

Wi-Fiルーターの最適な設置場所は?

 Wi-Fiルーターの設置場所として、まず検討したいのは家具の上などといった高い場所です。高い位置であれば障害物の影響を受けづらいためです。

高いパフォーマンスを求めるのであれば、Wi-Fiルーターを壁面に設置することも検討したい

 部屋の隅ではなく、できるだけ部屋の中央に置くこともポイントです。電波は同心円状に広がるため、部屋の中央におけば各方向に均一に電波を飛ばせます。

 逆にWi-Fiルーターの設置場所として避けたいのは、周囲を障害物で囲まれてしまう棚の中などです。

 ネットワークケーブルや電源ケーブルなどがあり、Wi-Fiルーター周りはどうしてもゴチャゴチャとしてしまうため、できるだけ目に付かない場所に置きたくなりますが、棚の中においてしまうと電波強度が低下してしまいます。もし、ケーブルが気になるのであれば、ケーブルを集約して見た目をすっきりさせるスパイラルチューブなどを活用することも検討しましょう。

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