今週末ピークアウトか 医師予測 – 中村ゆきつぐ

BLOGOS

NHKスペシャルを見ました。本当今までの医療の常識から少し外れた今後の医療への向き合い方含めて嫌なことを一手に引き受けている尾身先生には尊敬しかありません。

そんな中、番組中に出ていた地域の中等症の入院患者さんの年齢(80以上)をみてわかることは、コロナでなくても普通に重症化するだろうなということです。

今主に高齢者を自分の病院で診ている実感ですし、不謹慎な言葉になりますが、正直また「最後の一滴死亡」になってしまうのかなという印象です。そうしないようにみんな頑張っているんですが。

沖縄の高山先生が地域医療連携協力の重要性を話されてました。オミクロン株自体他人に感染させる期間も短くなったのだし、ましてコロナ特有の病態で悪化させてるわけではないのだから、後方病院、在宅、施設含めて後送のサイクルを速められないかな?そうすればメイン病院の入院逼迫は絶対大丈夫だと思えるんだけど。

そして番組中保育園の大規模クラスターの紹介がありましたが、高齢者施設でクラスターは出てますけど、今までのコロナと違い、そこまで大きな院内クラスターは出てないんですよ。だからではないですが感染対策徹底すれば、施設などの高齢者に感染させないようにすれば、オミクロンなんとかなると思ってるんですよね。(でもこれってワクチン前コロナの初期から言われてることですね。)

そして尾身先生、ダメなことをあらためてはっきりと言ってくれました

>マスクを外した状態
>不十分な換気
>大人数での会話、会食

結構最初の時から言っていることです。感染の山を下げるために必要なことだと思いますし、また闇雲に人流制限してもそこまで数は下がりません。そしてこの対策は蔓延防止重点措置じゃなくてもできるはずなんだけどな。

WHOの進藤さんは慎重な発言。それこそCDCのようにリスクとった対策にしてくれないかな。世界も混乱しているから仕方ないんだろうな。最後の尾身先生の日本のやり方、そして地域ごと対策は同意です。

今週末にピークアウトしてくれることを予想し期待してます。

Source