自民支持率UP 岸田氏は救世主か – 早川忠孝

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岸田内閣にハネムーンがあるのかないのか分からないが、岸田内閣に対する支持率が徐々に高まっているようで、自民党の支持率は一向に落ちそうにない。

自民党が不人気で支持率を落とし始めると、自民党の推薦を得て地方議会議員や首長選挙に立候補している候補者の選挙にまで影響してくるものだが、昨日投開票が行われた東京都東久留米市の市長選挙で自民党、公明党が推薦する候補者が都民ファースト、国民民主党の推薦候補者、共産党、社会民主党推薦の候補者を破って当選したのだから、自民党はさすがだということになる。

日本経済新聞社・テレビ東京の世論調査では、現時点での自民党の支持率は43パーセントだそうだが、菅内閣当時の自民党の不人気ぶりを考えると夢のようなものだ。

岸田内閣の支持率が65パーセント程度で、不支持率が20パーセント台などという世論調査もあるようだから、岸田さんが自民党の総裁、総理になってよかったですね、ということになる。

優柔不断だなどと批判されたこともあるが、岸田さんの柔軟性には驚くものがある。
世論に実に敏感で、世間の評判が悪いと知ると、さっさと方針を変更する。

オミクロン株感染者の濃厚接触者については、無症状でも大学受験を認めない方針を文科省が決定したなどと報道されていたが、岸田さんがその方針を見直すよう文科省に指示したそうである。

対処が実に早い。

手ぐすね引いて岸田さんをとっちめようなどとされていた皆さんは、すっかりはぐらかされてしまったようだ。

岸田さんの堅塁は、当分破れそうにない。

多分、通常国会でもこんな調子だろう。

岸田さんは、結構強そうだ。
攻めあぐねているのは、野党の皆さんと安倍さんかな。

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