尾身氏提言 政府の対応が遅い証 – 大串博志

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オミクロン株の感染急拡大を受けて、分科会の尾身会長らが岸田総理と面会。

そこで尾身会長らが総理に申し入れたのは、高齢者の3回目のワクチン接種の促進、経口薬の配布体制の強化などでした。

これらが今、改めて要請されるような状況。政府の対応は後手にまわっていると言わざるを得ません。

例えばワクチンの3回目の接種については、政府の予定では今月中までに、約1400万人分ができることになっていますが、1月7日時点で75万回。今のペースではとてもそこまで進みそうにはありません。

経口薬については、「診断の当日またや翌日までに経口薬が使える体制になっていること」ということが既に、オミクロン株陽性者が自宅療養する際の条件として指定されています。経口薬配布の体制が整っていないということは、自宅療養を安定的に行う体制もできていないということです。

後手の失敗を繰り返してはならない。この観点から、私たちとしても政府の動きをしっかりチェックしていきます。

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