昨年末は新規感染者数が下げ止まりしていたため、会社に行く日が増えていた。普段から使い慣れたオフィス……のはずだが、久々に1日丸ごと机に向かっていると、どうにも不自由さを感じてしまう。テレワークの効率アップを目指して、自宅のデスク環境を改善しすぎたせいだろうか。
……この記事を書いている時点で、東京都で4回目の緊急事態宣言が解除されてから106日が過ぎた。
私が勤めている新宿にある中小企業では現在、各スタッフがテレワークと出社を使い分けながら仕事をしている。その中で、今回はテレワーク中にこだわったデスク環境の改善ポイントを、そのままオフィスにも反映させてみた。
1月11日(火):会社で仕事をすると、首が疲れる身体になっていた
今日は朝から会社でデスクワーク。テレワークも許可されているが、今日は打合せが何本か入っていたので、オフィスで対応することにした。
正午を過ぎた頃にようやく仕事に一区切りがついたが、どうにも肩が凝ってしょうがない。自宅にいる時はスタンディングデスクで作業をする傍ら、モニターが顔の前に来るように高さを調整していたのだが……。スタンドなしでモニターをデスクに直置きしていると、目線が下に行くので前傾姿勢になり、首に負荷がかかっている気がする。
肩こりから頭痛を併発しやすい体質なので、この問題は解決しておきたい。さてどうするべきか……。
1月12日(水):仕事での利用が増えたスマホのバッテリー切れ対策に
今日も午後からの打合せに合わせて出社していたところ、メンバーの一人が出社できなくなり、急遽Zoomで開催することに。最近はiPhoneをWebカメラ代わりに使うことが多いのだが、この日は会議が始まった時点で、バッテリー残量が30%程度。最後までバッテリーがもつか、ひやひやしながらのWeb会議となった。
テレワークになってから、通話に携帯電話を利用することが増えた。今日も会社の固定電話ではなく、携帯電話に仕事の電話がかかってきていたが、バッテリー切れで電話を受けられないのはマズい。この問題も解決しておくべきだろう。
自宅では非接触型の充電器を買って、机の上にセット。使い終わった携帯電話は、常にここに置くように癖をつけておいた。当分は出社とテレワークを使い分ける日が続きそうなので、充電器を1台買い増しておいた方が良いかもしれない。
1月14日(金): モニターアームで視線を上げて、首の凝り解消へ!
月曜日にオフィスでデスクワークをした後、画面の位置調整用にと注文しておいたモニターアームがようやく届いた。
一般的なモニターは背面にVESA規格のネジ穴があり、同じ規格のアームやスタンドを取り付けることができる。今回はガスシリンダーを内蔵したアームをチョイスした。これなら、モニターの高さだけでなく、向きや角度も気軽に調整できる。デフォルトのスタンドとは違い、画面下に空きスペースができるので、机の上を広く使えそうなのも大きな魅力だ。
さっそく机に取り付けたところ、モニターがちょうど目の前に来るようになり、前よりも首が疲れなくなった気がする。細かい文字表示などを確認したいときも、画面に近づかなくてもモニターの方から来てくれるので、無理な体勢を取る必要がない。これは楽だ。
さらに、スマホをWebカメラ代わりに使う際に、会社のデスクではカメラアングルを決めるのに苦労していたので、スマホ用のアームスタンドを家から持ってくることに。以前から自宅で使っていたが、もはやビデオ会議の必須アイテムになっている。これで、ビデオ会議の準備にかける時間を、さらに短縮できるだろう。
ということで、今回会社に持ち込んだデスク改善グッズは、「モニターアーム」「スマホアームスタンド」「非接触スマホ充電器」の3つでした。使ってみるともう手放せないぐらい便利なので、今後もテレワークだけでなく、会社の仕事でも使っていきたい。