きな臭さを感じる読売新聞の論調 – 早川忠孝

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どうも最近の読売の紙面づくりが気に懸かる。

読売の記事だけ読んでいると、どうしても日本が現在置かれている状況への不安感が高まってしまうだろう。

おう、読売は敵基地能力の保有・拡充、憲法改正の方向に日本の世論を誘導しようとしているのかしら、と思ってしまう。

憲法改正読売試案を出しているくらいだから、読売が憲法改正に前のめりなのは十分承知しているが、安倍さんを紙面で大きく登場させたり、台湾危機を煽ったりと正月元旦以降の読売の記事は結構露骨である。

まあ、今の読売に世論誘導力がどの程度あるのか分からないが、新聞は複数紙取っていただいて、ほどほどのバランス感覚を持ってその背後でうごめいている様々な力を見究めていただきたいものだ。

私は、憲法改正論者の一人ではあるが、基本的には、現行憲法の基本理念を堅持して現行憲法の不備や曖昧さ等を是正することを念頭においた憲法改善主義に立脚しているつもりだ。

今年は、どうやら本格的な論憲の時代に突入するのかも知れないな。

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