新幹線の駅でひとりだけ置き去りにされたい~上越新幹線編~

デイリーポータルZ

え、まってまってまって。

みんなで新幹線に乗って旅行中、いったん停車した駅でジュースを買いにホームに降りる。

小銭を探したり何買おうか迷ったりしているうちに後ろで新幹線のドアが閉まり、自分だけ置いていかれてしまう。

え。

最悪の状況ではあるが、ちょっとだけ憧れるシチュエーションでもないだろうか。絶対いやだ、でも一度は体験してみたい。

今回、上越新幹線から、ひとりずつ置いていかせてもらいました。毎日ひとりずつ体験記をお届けします。

前回の様子はこちら

東京駅集合は朝の8時

新幹線の駅にひとり置き去り。

大変な状況ではあるが、ちょっと体験してみたくもある。その絶望感や心細さを味わってみたい。

今回はみんなで新潟行きの上越新幹線に乗り、途中の駅でひとりずつ置き去りにさせてもらうことにした。

スタート地点となる東京駅には8時集合である。緊張した顔で集まってくるメンバーは、どこで降ろされるのかまだ知らない。

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前回関東平野から出られなかったきだてさんはもちろん今回も参戦。
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ライター3yk(みゆき)さんは寒いところに行くかも知れないと昨日ダウンを買った。

置き去りにされる駅を決める

みんなが集まったところで乗車券の入ったくじを引いてもらう。封筒には往復のチケットが入っているのでなくさないでほしい(途中で切符をなくす旅、というのもやってみたい気もしますね)。

それでは置いてかれる駅を知ったメンバーのひきこもごもをご覧ください。

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え?どこ?
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よろこぶ人
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崩れる人

というわけで今回それぞれが置いていかれる駅は次のように決まった。

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熊谷(3yk)、上毛高原(きだて)、越後湯沢(古賀)、浦佐(三土)、長岡(べつやく)、燕三条(井上)、新潟(林)
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こんなに緊張感の漂う新幹線乗車があるだろうか。

突然置いて行かれたときの気持ちを体感するため、置いてかれるまでスマホの使用は禁止とさせてもらった。とことんやるぞおれたちは。

暖かい車内から、ひとり、またひとりと置いて行かれる。見送る車内にも(次おれか)と、注射を待つ子どもみたいな緊張感が生まれていた。

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ほんとに置いてかれるんだ…。
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わかっていても追いかけちゃう心細さ。

というわけで12月29日から毎日、置いて行かれた人たちのレポート記事をお届けします。お楽しみに!

年末年始とくべつ企画「新幹線の駅でひとり置き去り」

記事いちらん

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新潟ではこの人、つりばんど岡村さんが待っていてくれました。

 

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