【ガチ比較】コンビニ大手3社で「1番ウマいカレーまん」はどれだ! 2021年版

ロケットニュース24

ますます寒くなるこれからの季節、それに比例して美味しくなるのが「中華まん」だ。真面目な話、かつて “専用スチーマー” を購入しようとしたことがあります。もちろん断念したけれど!

それはさておき、おそらく日本人が消費する中華まんの9割はコンビニ産だと思われるが、果たしてどのコンビニの中華まんが1番ウマいのか? 今回は「肉まん篇」「ピザまん篇」に続き『カレーまん篇』をお届けしたい。

・中華まん四天王

古くから「肉まん」「あんまん」「ピザまん」と並び “中華まん四天王” として君臨してきたカレーまん。だがしかし、最近ではスタンダードなカレーまんはほぼ見かけることが無くなり「キーマ」「バターチキン」「チーズ」などなど、進化系カレーまんがその多くを占めている。

また「もしかしたらそこまで人気が無いのでは?」という気配も感じざるを得ない。なぜなら、今シーズンのローソンはカレーまんの販売をしておらず、他のコンビニでも温められている数が明らかに少ない……気がする。そのため今回は、セブン・ファミマ・ミニストップの3社で調査を行った。

さて、先述の通り「スタンダードなカレーまん」は絶滅危惧種ではあるものの、逆に言えば自由度が高く “各社の腕の見せ所” なのかもしれない。果たしてこの冬、1番美味しいカレーまんはどのコンビニなのか? 以下で店舗を訪れた順番通りにご報告しよう。


・セブンイレブン: 新宿中村屋総料理長監修 チーズ印度カリーまん(151円)

レジェンドカレー店「新宿中村屋」の総料理長か監修したというカレーまん。だがしかし、率直な感想は「それなり」といったところだろうか。チーズの量は申し分なく、カレーは辛みがありつつもまろやかな仕上がりだ。

ただし、カレーまん全体としては「やや味がボヤけている」と感じた。生地の甘みとチーズのまろやかさがカレーを引き立てておらず、何が主役のカレーまんなのかわかりづらい。普通に美味しいが、それ以上の感動はしなかった。


・ミニストップ: バターチキンカレーまん(129円)

もはや日本でもお馴染みとなった「バターチキンカレー」の中華まん。結論から申し上げると、調査した3社の中でもっとも好印象のカレーまんであった。誠に失礼ながら、まさかミニストップがぶっちぎるとは……!

最も優れていたのは、味の方向性がハッキリしていたこと。想像通りに甘いバターチキンカレーなので「これじゃない」と裏切られることはなく、また具のチキンも大きめで意外にも存在感があった。ミニストップの中では最もオススメかも。


・ファミリーマート: CoCo壱番屋監修 チーズカレーまん(130円)

セブンが「新宿中村屋」ならば、ファミマは「ココイチ」が監修しているカレーまん。ただ、奇しくも両社とも同じような結果に落ち着いてしまった。つまりファミマのカレーまんも「普通にウマい」の域を出ていない。

セブン以上にボリューミーなチーズはいい……のだが、主役であるハズのカレーは「辛めのカレー」くらいでやや味が尖っていた。どちらかと言えばチーズが主役のカレーまんなので、チーズが好きな人にはいいかもしれない。


ご覧のようにカレーまんに関してはミニストップの「バターチキンカレーまん」がイチオシである。とはいえバターチキンカレー自体が好き嫌いが分かれやすいカレーなので、万人受けするカレーまんとは言えないのがもどかしいところだ。

というわけで、個人的には「セブンもファミマも手を焼いているのがカレーまん」といった印象を受けたが、実際のところはどうなのだろうか。全ては「ローソンがカレーまんを扱っていない事実」が物語っている……のかもしれない。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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