代表質問 拉致問題は議論されず – 赤池 まさあき

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参議院代表質問(2日目)(令和3年12月10日):参議院 (sangiin.go.jp) 

国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!」をモットーとする内閣府副大臣、参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

 12月10日(金)終日、参議院本会議が開催され、総理の所信表明演説に対する各党からの衆参に分かれて3日間の渡る代表質問が終わりました。

 コロナ禍の中での経済対策、特に18歳以下への10万円給付方法や、新たな変異株「オミクロン株」に対する対策、外交や安全保障等の問題が議論されました。

 参議院本会議に実際出席していた印象は、野党第一党の役員体制が変わったためか、追求が弱く、野次も飛ばす、静かな代表質問だったことです。

 ただ残念だったのは、12月10日から北朝鮮人権侵害問題啓発週間となり、全閣僚がブルーリボンバッジを着用して臨んだ参議院本会議で、拉致問題への議論がなかったことです。

 12月6日(月)の総理の所信表明演説には以下のように発言していました。

 「拉致問題は最重要課題です。全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、米国をはじめ各国と連携しながら、あらゆるチャンスを逃さず、全力で取り組みます。私自身、条件をつけずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化の実現を目指します。」

 それに対して、超党派で拉致問題に取り組んでいるにもかかわらず、各党から質問がなかったのは残念でした。

 拉致の国民大集会では、全国会議員に12月10日からの拉致問題週間でブルーリボンを着用することを決議しました。自民党では、各事務所にブルーリボンバッジを配布して着用を呼びかけていました。私も個人的に呼びかけていました。それにもかかわらず、着用していない国会議員がいたことは残念でした。

「北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権と国民の生命・安全に関わる重大な問題であり、国の責任において解決すべき喫緊の課題である。また、基本的人権の侵害という国際社会の普遍的問題である。」(国家安全保障戦略平成25年12月17日)

 以上を肝に銘じて、引き続き拉致問題に取組みます。

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