グーグル検索をした際、「ショッピング広告」と呼ばれる広告枠に性的な画像が表示されるとして、利用者の間で戸惑いが広がっている。
専門家はグーグルの審査体制の不備を指摘し、対応を求めている。
女性の下着姿が目立つ位置に
「際どい女性服がたくさん流れてくる」「何があったんだ」――。2021年11月上旬ごろから、SNSでこうした指摘が複数寄せられている。
グーグルやユーチューブでファッション関連の単語を調べたところ、露出度の高い服装の人物がショッピング広告で表示されるという。
J-CASTニュースが、グーグルのウェブブラウザ「Chrome」のシークレットモードで、「シャツ」「タンクトップ」「タートルネック」「ニット」「ビーチタオル」「仮装」などと検索すると、同様の事象が確認できた。
例えば、「秋服」ではタンクトップ姿の女性の上半身が表示され、生地が薄いため乳首があらわになっていた。「カーディガン」では、胸元が大きくはだけた女性の下着姿が現れた。タイトルには”セクシーランジェリー”と書かれていた。
いずれも検索結果の上部に表示され、画像をクリックすると、海外の通販サイトやアマゾンに遷移した。