眞子さん結婚 質疑への回答全文 – BLOGOS編集部

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10月26日に結婚した秋篠宮ご夫妻の長女眞子さんと小室圭さんが同日会見を開いたが、「謝った情報が事実であるかのうような印象を与えかねない質問が含まれていた」として、「恐怖心が再燃し心の傷が更に広がりそうで口頭で質問にお答えすることは不可能」と、文書で質疑に回答をするという異例の対応となった。

宮内庁記者会、日本雑誌協会、在日外国報道協会からの質問と、小室眞子さんと圭さんが回答した文書の全文は以下の通り。

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ご質問へのお答え

【はじめに】

この度、宮内記者会より 3 問、日本雑誌協会より 1 問、外国報道協会より 1 問、質問をいただきました。いずれの質問も丁寧に考えてくださったものと思います。ただ、これらの質問の中に、誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問が含まれていました。このことに衝撃を受けるとともに、このような質問に会場で口頭でお答えすることを想像すると、恐怖心が再燃し心の傷が更に広がりそうで、口頭で質問にお答えすることは不可能であると思いました。誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問をいただいたことは、誠に残念に思います。

【宮内記者会質問】

問1 お二人にお伺いします。眞子さんと小室圭さんは、婚約内定から4年余りを経て結婚されました。一連の結婚の儀式は行われず、皇室を離れられる際の一時金も受け取らない異例の形となりました。今の心境とともに、これまで心の支えとされてきたことについてお聞かせください。結婚に当たり、ご両親やご妹弟、天皇、皇后両陛下、上皇ご夫妻からどのようなお言葉があり、どのように受け止めていらっしゃいますか。

答 今の心境としては、結婚できたことに安堵しております。これまで心の支えとしてきたのは、お互いの存在と、私たちを変わらずに励まし応援してきてくださった方々の存在です。結婚にあたっていただいたお言葉と、私がお言葉をどのように受け止めているのかということについては、私の心の中に大事に留めておきたいと思います。(小室眞子)

眞子さんとは 3 年間も会っていませんでしたので、帰国して眞子さんに会えた時、とても嬉しかったです。そして、本日結婚できたことを幸せに思っています。長い間離れて過ごしてきましたが、眞子さんが同じ気持ちを持ち続けてくださったことに感謝しています。私が心の支えとしてきたことは、眞子さんと日々連絡を取り合う中で、色々な気持ちを共有できたことです。(小室圭)

問2 まず、眞子さんにお伺いします。眞子さんは30年間過ごした皇室を離れ、民間人となったことへのお気持ちをお聞かせください。皇族の立場は、ご自身にとってどういうもので、特に思い出に残っていることはどんなことでしょうか。また、小室さんは、アメリカで就職しましたが、お二人はこの先、どのような環境で、どのような家庭を築いていくことを希望されていますか。また、それはいつ頃から相談して決められましたか。期待や不安、そして、眞子さんの就職や将来の夢などを含めてお聞かせください。お二人は今後、元皇族、その夫として皇室とどう関わっていくおつもりでしょうか。

答 本日の午前中に皇室を離れてから間がありません。民間人となったことへの気持ちは、おそらく早くても今日という日を終えて明日という日を迎えてから、感じられてくるものではないかと思います。数時間でどのような気持ちかということについてお答えするのは、なかなか難しいです。

私にとって皇族の立場は、たくさんの人から助けられ、見守られ、支えられ、あたたかい気持ちをいただくことで成り立っているものでした。皇族として過ごした時間は、数々の出会いで彩られています。ひとつひとつの思い出が宝物で、特定の思い出を選ぶことは出来そうにありません。

私の今後については、私的なことですのでお答えを控えたいと思いますが、心穏やかに過ごすことの出来る環境で、あたたかい家庭を築いていくことが出来ればと思います。ただ、これについては、相談して決めたということではありません。

これからは、穏やかな気持ちで生活できることを期待しております。新しい環境に入るのですから不安は様々あります。一番大きな不安を挙げるのであれば、私や私の家族、圭さんや圭さんのご家族に対する誹謗中傷がこれからも続くのではないかということです。

私と圭さんが元皇族とその夫として皇室とどう関わっていくつもりかというご質問についてですが、私がお伝えできるのは、一人の人として、皇室の方々のお幸せをお祈りしたいと思っているということです。(小室眞子)

これから眞子さんと一緒に暮らしていくなかで、その日その日を大切にして、あたたかい家庭を作りたいと思います。そして、眞子さんが居心地が良いと思えるような環境を作れるよう、引き続き精進したいと思います。お付き合いを始めた当初からずっとそう思ってきました。
最後のご質問ですが、私も眞子さんと同じ気持ちです。(小室圭)

問3 お二人にお伺いします。小室家を巡る「金銭トラブル」について、秋篠宮さまはこれまで、小室さんに「相応の対応」と「見える形での対応」を求められました。その求めをどのように受け止め、どの程度応えることができたと考えていますか。お二人の結婚に今も否定的な報道やインターネット上の書き込みがありますが、お考えがあればお願いします。宮内庁は、眞子さんが複雑性 PTSD(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断されたことを公表しましたが、公表を望まれた理由をお聞かせください。これまでご体調とどう向き合い、お二人でどのように話し合われてきたでしょうか。現在の体調も合わせてお教えください。

答 父の求めをどのように受け止めたかは、その後の私たちの対応に反映されています。私たちは精一杯対応してまいりましたが、どの程度応えることが出来たかについては、対応をごらんになった方が判断されることかと思います。否定的な報道やインターネット上の書き込みについてですが、誤った情報が、なぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、謂れのない物語となって広がっていくことには、強い恐怖心を覚えました。

複雑性 PTSD(複雑性心的外傷後ストレス障害)については、結婚との関係で公表することを決めました。現在の体調は決して良くありませんが、周りの方々の助けにより何とか今日まで過ごしてこられました。圭さんも、私の体調を心配し、支えてくれています。(小室眞子)

これまで、精一杯対応をしてまいりましたが、どの程度応えることができたかについては、私が判断できることではないと思います。私たちの結婚に否定的な考えがあることは承知していますが、これからは二人で始める生活を大切にしたいと思います。眞子さんの体調が早く良くなるよう、自分ができる限りのことをして、支えていきたいと思います。(小室圭)

【日本雑誌協会質問】

問 今回のご結婚は、秋篠宮さまが望まれた「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」には至らないと判断されたことから、関連儀式は行われないことになりました。「納得と祝福」が広がらない理由には、①小室さんの母親の金銭トラブルが解決されていないこと、②小室さんの経歴に”皇室利用”と受けとめられかねない事柄があることだと考えます。

①について、小室さんは、母親の元婚約者の方と直接交渉をするお考えがあるとのことですが、発端となった金銭トラブル、また、すでに刑事告発されている、小室さんの母親による遺族年金の不正受給の疑惑について、現在の状況を詳しくご説明ください。また、皇嗣職大夫は今年 4 月、これまでの対応について眞子さまが相談に乗られてきたことを明らかにしましたが、具体的にどのような助言をなさっていたのかを教えてください。また、「納得と祝福」につきまして、眞子さま、小室さんご自身は、現在の状況をどう捉え、どのようなお気持ちを抱かれているのでしょうか。

②について、小室さんの留学先である米フォーダム大学が公式サイト上で「プリンセス・マコのフィアンセ」と紹介したことがありました。関連して、本来は法学部の学位を所有している人に入学資格がある「LLMコース」に法学部を卒業していない小室さんが入学したことや、学費全額免除の奨学金を受給したことなどから、「婚約者」として特別な待遇を受けたのではないかと、疑念の声が上がっています。この点を、小室さんはどうお考えですか。また、眞子さまは小室さんが「フィアンセ」としてフォーダム大学に入学することを容認しておられたのでしょうか。

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