速くはないけどローラーダッシュ。
日本でウェアラブル・ロボットを開発しているATOUN Inc.が、トランスフォームでバギーのように車輪で走るモードと、2足歩行モードを切り替える重労働用パワード・スーツ「KOMA 1.5」を開発しています。
重い荷物を持っていても移動が安定
乗り物と外骨格のハイブリッドみたいなスーツで、ユーザーが重い荷物を持ったままでも動きを補助し、平地なら車輪で移動、段差があれば一歩ずつ登れるよう作られています。
片足には左右に車輪が2個あり、すねに前輪が格納されるんですね。こう見えてもカメラとAIが搭載されているので、障害物を避けて移動する賢さを持ち合わせています。これを装着すれば、かつてアニメで見たようなロボットのパイロットになった気分になれるかもしれません。
パラリンピックで活躍した補助スーツもある
ちなみにATOUN Inc.は、前回のパラリンピックで活躍したアシストスーツ「MODEL Y」を作った企業です。砲丸の回収や重量挙げのサポートで活躍し、その技術力を世界にアピールしたのでした。
「KOMA 1.5」も、いつか世界が注目するイベントに登場するかもしれませんね。その前に自分が試してみたいものですけども。