暑かった夏も終わり、そろそろ日本列島には秋が到来しようとしている。「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」……などなど、秋は様々な「○○の秋」があるが、やはり1番手は「食欲の秋」であろう。
秋に旬を迎える食べ物は多いが、中でも私、P.K.サンジュンの大好物が「銀杏」である。銀杏が食べたい、銀杏を頬張りたい、銀杏をかき込みたい……! その欲望をフルに満たすべく、今回はみんな大好き天丼の『てんや』に足を運ぶことにした。
・てんや大好き
2021年9月16日から『てんや』では、期間限定メニューの「国産秋天丼」が販売されている。価格は890円、牡蠣・むらさきいか・舞茸・秋味のかき揚げ、そして「銀杏」が盛り込まれた、秋尽くしの一杯だ。
さらに銀杏は「銀杏のつまみ揚げ」(150円)として単品での注文が可能。画像を見る限り、つまみ揚げには7~8粒の銀杏が使用されているから、これを大量に注文すれば “銀杏欲” を満たせるのではなかろうか?
・燃える銀杏魂
昔から「食べ過ぎは良くない」とされる銀杏だが、そう言われると余計に食べたくなるのが人間の性(さが)。サンちゃんだってもう大人だもの、好きなものを好きなだけ食べたいんや! 誰にも俺の “銀杏魂” は止められない。
というわけで、夢の “銀杏てんこ盛り天丼” を目指して てんやに直行! 今回は丼を銀杏で埋め尽くすべく、禁断のウルトラCに挑戦することにした。
まずは「国産秋天丼」を注文し……
米以外を全部食べる。
で、「銀杏のつまみ揚げ」を10人前オーダー。
あとは盛る!
盛る!!
盛り付けるッッッ!!
どうだ、スーパー銀杏天丼の完成だ!
目の前に現れたのはそびえ立つ銀杏マウンテン。私自身、これまでの人生でここまで大量の銀杏を目にしたことはない。そこには秋のロマンが詰め込まれていた。約2000円で夢が叶うなら安いものである。
・最高か
で、「銀杏のつまみ揚げ」は控えめに言っても激ウマ! サクサクとした衣の食感とほろ苦い銀杏の風味が最高オブ最高!! 本気を出したら1つ15秒ペースでイケる、何ともウマい天ぷらだ。
当然、天丼のタレでも美味しいが、天つゆで食べてもウマすぎる! 「銀杏のつまみ揚げ」を開発したてんやの人、本当にどうもありがとう。サンキュー、てんや。フォーエバー、銀杏。
とはいえ、やはり物量的に満腹になってしまい、今回は半分(およそ銀杏40粒)でギブアップ。余った「銀杏のつまみ揚げ」はテイクアウトで持ち帰り、みんなで美味しくいただきました。そしてみんな「銀杏のつまみ揚げ」を絶賛していました。
・念のため、食べ過ぎ注意
なお、食後1時間が経過しているが、現在のところ私の体調に異変はない。ただし「食べ過ぎは良くない」とされる食材なので、注意するに越したことはないだろう。良い子のみんなは「スーパー銀杏天丼」を真似しちゃダメだぞ☆
というわけで、長年の夢だった “銀杏欲” は十分に満たされた。「銀杏のつまみ揚げ」はマジで激ウマなので、てんやにお出かけの際は猛烈プッシュでオススメだ。牡蠣もサンマも美味しそうだったし、秋のてんやは最高でしかない。