招待制だった頃なんてもう思い出せない。
Googleのあれこれサービスをまとめたビジネスツール「G Suite」が、最近リブランディングされ「Google Workspace」として生まれ変わりました。このサービスアプデの一環として、GoogleはGmailのモバイルアプリに通話機能を持たせようと考えているようです。
Gmailの通話機能はインターネット電話(VoIP)であり、LINEの音声通話というと想像しやすいかと。Gmailアカウントを知っている相手に「電話」できるということです。
突然営業電話が飛んできたらと思うと怖い
…これ、「わぁ便利だね!」ではすみませんよね。Gmailがリリースされたのは2004年。今から17年も前のこと。ながーいこと使っていれば、アカウント(メアド)を知っている人の数も相当なもの。Google Workspaceというビジネスパッケージがあることからもわかるように、プライベートはもちろん、ビジネスツールとして使用している人も多いと思います。そのたくさんの人から電話がかかってくる可能性があると思うと…。恐ろしい…。メガサービスの後付け機能の恐ろしさよ。
コロナパンデミックにより、世界的に進んだ在宅ワーク。通勤の苦労がなくなったのは良しとして、仕事とプライベートの線引きがうまくできないという悩みもあります。結果、いつでも連絡取れる状態になって、長く仕事しちゃうあるある。Gmailで電話かかってくると、これが悪い方向に拍車かかってしまいそうで恐ろしい…。
Gmailの通話機能は、MicrosoftのOutlookのコミュニケーションハブ的役割(連絡先、カレンダー、メール管理、ミーティングのスケジュールまでを一括管理)を意識しているのかな。Gmailはその他、メール/チャット/Spaces/Meetの機能をまとめた4つのタブ表示の新インターフェースもスタート予定。
Source: The Verge