音喜多氏 フェミ議員連盟に苦言 – 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

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こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

すでに多くの有識者から指摘が入っている件でありますが、「表現の自由」に重きを置く政治家の一人として、「松戸市ご当地VTuber」を巡る一連の全国フェミニスト議員連盟の不誠実な対応について意見を申し上げたいと思います。

●全国フェミニスト議員連盟宛抗議と公開質問状

事の経緯は上記の署名ページに詳しいところですが、松戸市ご当地VTuberを採用した千葉県警の事故防止啓発動画に対して、全国フェミニスト議員連盟なる団体が

「女性を性的対象とするようなキャラクターが登場している」

という主観に基づく理由により、動画の使用中止・削除を強く求めて申し入れを行いました。

結果、松戸市を盛り上げようと努力してきたVTuberとその製作者は活躍の機会と仕事を失いました

そう、VTuberや動画を作成したのは、他ならぬ全国フェミニスト議員連盟が応援するはずの女性でした。

この行為自体、私は議員が公権力を駆使して「表現の自由」を侵害しようとする不見識・不適切な行為だと考え、上記署名ページに賛同し、抗議の声を上げてきました。

ただ一方で、ここまでは価値観や主義主張の相違であるとも思います。

全国フェミニスト議員連盟が政治活動として県警や市役所に動画の使用中止を主張する権利は誰にも奪えませんし、それも彼らの理念・信念に基づくものなのだと理解はできます。納得はしませんが。

しかしながら、こうした行為に寄せられた批判に対する全国フェミニスト議員連盟のトンデモ釈明については、主義主張以前に議員としても人としても看過することはできません。

画像を拡大して要点に赤線を引きます。

もう無茶苦茶言ってますよ。私たちは公的機関の「認識を問うた」だけで、動画を削除したのは千葉県警だ(から自分達は関係ない)というわけです。

本当にそうでしょうか。全国フェミニスト議員連盟が「提出した文書」を見てみましょう。

序盤から「強く抗議し、当局の謝罪、ならびに動画の使用中止、削除を求めます」とはっきりと記載してあります。

これで「認識を問うたもの」だと言いはるのは端的に言ってウソ・虚偽の類であり、自分たちの行いやそれに対する意見に向き合わない、極めて不誠実な態度であると強く指摘をせざるを得ません。

「おまえなんか、やめちまえ!いなくなっちまえ!」

と相手に言い放って相手を追い詰め、本当に辞めたりいなくなってしまっても、「それは彼が自分で決めたことだから私は関係ないです」とでも言うのでしょうか。

全国フェミニスト議員連盟の今回の主張は、言うなればいじめ加害者による言い訳そのものです。

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