楽天Koboの電子ペーパー端末「Kobo」をタイプライターとして使えるようにする有志作成のソフトウェアがGitHubで公開されている。
これはKoboを、キングジム「ポメラ」のようなE Inkタイプライターとして使うためのオープンソースのソフトウェアで、その名も「kobowriter」。インストールが完了すると、Koboの起動時に電子書籍端末として使うか、それともタイプライターとして使うかを選択する画面が表示され、後者を選ぶことにより、外付けのキーボードとの組み合わせでテキスト入力が可能になる。現状では作者氏の母国語であるフランス語のみ対応しており、他言語については自力で組み込む必要があるとのことだが、古いKoboデバイスを安価に再利用できるのは大きな魅力だ。見た目もポメラそっくりなこのkobowriter、もちろんメーカーの保証は適用されなくなるが、インストール方法の詳細なチュートリアルも用意されているので、腕に自信のある人は、チャレンジしてみてはいかがだろうか。