誰でも無料でアメリカ天文学会が発行する学術誌を閲覧可能になることが決定

GIGAZINE
2021年09月04日 20時30分
メモ

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アメリカ天文学会が発行する査読付き天文学ジャーナルを2022年1月1日からオープンアクセス化することを発表しました。これにより、世界中の誰でも無料で天文学に関する論文を閲覧可能になる予定です。

AAS Journals Will Switch to Open Access | American Astronomical Society
https://aas.org/press/aas-journals-open-access

アメリカ天文学会は1899年に設立されたワシントンD.C.に本部を置く学会で、2021年からはオープンアクセスの天文学ジャーナル「The Planetary Science Journal」を刊行するなど、ジャーナルのオープンアクセス化に積極的に取り組んでいます。


そんなアメリカ天文学会が、2022年1月1日から「アストロノミカルジャーナル」「アストロフィジカルジャーナル」「アストロフィジカルジャーナル・サプリメントシリーズ」「アストロフィジカルジャーナル・レターズ」の4種類の刊行物をオープンアクセス化することを発表しました。


アメリカ天文学会は発表の中で「2022年1月から、アメリカ天文学会が発行するジャーナルは、ヨーロッパのプランSや英国研究技術革新機構のオープンアクセスポリシーに準拠する予定です。また、NASAやアメリカ国立科学財団などのアメリカの研究助成機関が、オープンアクセスに関連する費用の助成を含む支持を表明しています」と述べています。

無料で全ての科学研究を出版日に読めるようにするための構想「プランS」とは? – GIGAZINE


また、アメリカ天文学会は「アメリカ天文学会の査読付きジャーナルは、天文学界で最も読まれ、最も引用されている研究結果の一部を含む4000件を超える記事を集めて発行しています。オープンアクセスへの移行により、誰もが高品質で信頼できる研究にアクセスできるようになります」と述べ、誰もが無料でアメリカ天文学会の査読付きジャーナルを読めるようになることをアピールしています。

なお、研究論文のオープンアクセス化を巡っては、有力出版社・エルゼビアの編集者が新たなオープンアクセスジャーナルを立ち上げたり、マサチューセッツ工科大学がエルゼビアとの契約を終了したり、カリフォルニア大学が全論文をオープンアクセス化したりと、多くの研究機関や出版社でオープンアクセス化を目指す動きが活発化しています。

カリフォルニア大学が大手出版社エルゼビアと和解し全論文をオープンアクセス化 – GIGAZINE


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