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日本のノンアルコールビールの多くは「アルコール発酵をさせない」という(PDFファイル)方法で作られますが、ビール本来の香りや味わいを再現するために、2年という歳月をかけて開発した「アルコール発酵で本格ベルギービールを醸造した後に画期的な脱アルコール技術を使ってアルコールを抜く」という方法で作られているのが、ノンアルコールビールの「ビア・デザミー0.0」です。「お酒を飲みたい気分だけど帰りに運転しなければならないので飲めない」という時や、妊娠・持病などの理由でお酒が飲めない時でもビールのおいしさを楽しめるというビア・デザミー0.0が、どんな味・香りなのか、実際に飲んで確かめてみました。
ノンアルコールビール「ビア・デザミー0.0」
https://www.mellow-store.com/view/news/20210114132654
ノンアルコールビール「ビア・デザミー0 0 」 – YouTube
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・目次
◆「ビア・デザミー0.0」の開封&試飲
◆ノンアルコールの「ビア・デザミー0.0」とアルコール入りの「ビア・デザミー」を飲み比べてみた
◆「ビア・デザミー0.0」と食べ物の相性を確かめてみた
◆「ビア・デザミー0.0」の開封&試飲
「ビア・デザミー0.0」は缶ではなくガラスの瓶入り。瓶の前面には「0.0%ALC.」と書かれています。
名称は炭酸飲料で、原材料名には大麦麦芽やホップ、オレンジピールといった材料が記されています。
カロリーは100ml当たり23kcal。内容量は330mlなので、1本当たりのカロリーは75.9kcalです。
「ビア・デザミー0.0」を開栓してグラスに注いでみたところ、かなり勢いよく注いでも「泡が大量に発生しグラスからこぼれてしまう」ということは起こらず、ちょうどいい感じにグラスに収まりました。以下のムービーでは、実際に「ビア・デザミー0.0」を開栓してからグラスに注ぐまでの様子を確認できます。
ノンアルコール本格ベルギービール「ビア・デザミー0.0」をグラスに注ぐ様子 – YouTube
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「ビア・デザミー0.0」の色は、少し茶色がかかったオレンジ色です。
「ビア・デザミー0.0」が入ったグラスを口に近づけると、ホップの香りがフワッと漂います。口にふくむと、最初にスッキリとした苦みが感じられ、後から発酵した麦によるほのかな甘みや酸味を感じることができます。炭酸が強くないので「のどごし」が求められる日本のビールとは違った方向性となっており、日本のビールをイメージして飲むとやや違和感があるかも。一方でベルギービール本来の味の濃さ・香りの濃さはかなりのレベルで再現されており、フルーティで爽やかな風味があるので、好きな人なら「これは……!」とうなる味です。
実際に、複数の編集部員に飲んでもらったところ、感想は以下のような感じでした。
・クラフトビールの雰囲気に近い
・味わいを楽しむ系ビール
・苦みがグッとくる感じがビールを感じさせる
・ノンアルっぽくない
・IPAほど苦くはないから食事の邪魔にならない
・飲み込んだ後も鼻の辺りにビール特有のホップと麦が混ざった香りが残るので「ビールを飲んだ」という感覚になる
・ホップの爽やかな苦みが強いので味の濃い食べ物を食べたあとに舌をリセットできる
・ビールを再現しすぎていてビール嫌い的には厳しいレベル
・想像以上にビール
◆ノンアルコールの「ビア・デザミー0.0」とアルコール入りの「ビア・デザミー」を飲み比べてみた
「ビア・デザミー0.0」は、アルコール度数5%以上6%未満のベルギービール「ビア・デザミー」からアルコールを抜いたものとのことなので、味の違いを確かめるために「ビア・デザミー0.0」と「ビア・デザミー」を飲み比べてみました。
両者の色を比べると、「ビア・デザミー0.0」(左)の方が「ビア・デザミー」(右)よりも色が濃いことが分かります。実際に飲んでみると全体的な味の傾向は似ているものの、「ビア・デザミー0.0」の方が甘味や苦味が濃く感じられました。また、「ビア・デザミー0.0」の方が後味が長く残るので、ビールの味わいをじっくり楽しめます。
◆「ビア・デザミー0.0」と食べ物の相性を確かめてみた
「ビア・デザミー0.0」はかなり風味が強く、「これは食べ物とペアリングしてじっくり飲みたい……!」とひしひし感じられたので、食べ物との相性を探ってみることに。まずは、「明宝ハム」とジョンソンヴィルのソーセージを用意しました。
ハムとソーセージをじっくり焼きます。
また「ビールといえば枝豆!」ということで枝豆もゆでていき……
さらに、鶏のから揚げも買ってきました。これらの食べ物と「ビア・デザミー0.0」を一緒に食べて相性を確かめてみます。
ハムやソーセージを食べる合間に「ビア・デザミー0.0」を飲むと、スッキリとした苦みが肉の脂っぽさを洗い流してくれます。ハムやソーセージを食べ続けると塩味が強調されて味が分かりづらくなりがちですが、「ビア・デザミー0.0」で舌をリセットしながら楽しめるので「最初の一口目の味わい」をずっと楽しむことができました。
「ビア・デザミー0.0」はホップの苦みをハッキリ感じられるのが特徴ですが、鶏のから揚げと一緒に飲むと、不思議なことに「ビア・デザミー0.0」の苦みが弱まり、爽やかな甘さを感じられます。
一方で枝豆と一緒に「ビア・デザミー0.0」を飲むと、味の濃い鶏のから揚げやハムと合わせて飲んだ時とは異なり、「ビア・デザミー0.0」の苦みや酸味が濃く感じられました。
「ビア・デザミー0.0」は「ビールのアテの王道」とも合いますが、その味や香りから手の込んだ料理やオシャレな食べ物にも合わせられる雰囲気があったので、オリーブオイルや野菜、サーモンなどの材料を用意して……
サーモンのカルパッチョとカプレーゼを作りました。
まず、カプレーゼと一緒に「ビア・デザミー0.0」を飲んでみると、トマトの酸味と「ビア・デザミー0.0」の発酵の風味が互いを引き立てあってかなりいい感じ。また、バジルやオリーブオイルの香りとホップの香りの相性も抜群で、オシャレなバルでクラフトビールを飲んでいるような感覚を味わえます。
次にレモン汁とオリーブオイルで味付けしたカプレーゼを食べながら「ビア・デザミー0.0」を飲んでみたところ、レモン汁の酸味が「ビア・デザミー0.0」の酸味を引き立て、フルーティーな風味を感じることができました。「ビア・デザミー0.0」をバジルやオリーブオイルなどの香りが強い食材と一緒に飲んでも、風味が損なわれることなく酸味や苦みが折り重なった味を楽しめます。
ということで、「ビア・デザミー0.0」は鶏のから揚げやハムなどの肉系の食べ物とも合いやすく「ビールとつまみ」という楽しみを味わえ、かつさまざまな食材の味を存分に引き出してくれるので、ワインのように料理とのペアリングも楽しめます。また、食事と共にお酒を飲む場合、「食事の最後の方には酔いが回って、味が分かりづらくなる」という事態に陥りがちですが、「ビア・デザミー0.0」は本格的なベルギービールの風味を楽しみつつ、食事の最後まで酔わずに食べ物の味を楽しめるので、食事のお供としてオススメできるノンアルコールビールとなっていました。
「ビア・デザミー0.0」は12本入りが税込7452円で、以下のページから購入できます。
ノンアルコールビール「ビア・デザミー0.0」
https://www.mellow-store.com/view/news/20210114132654
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