7月14日、歌舞伎俳優の市川海老蔵（市川團十郎 白猿）さんが自身のYouTubeチャンネル「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」に動画を投稿しました。妻である小林麻央さんが逝去して4年が過ぎ、胸中や子どもたちにとっての母親の大切さを語っています。SNSや視聴者の反応も含めて紹介していきます。
あの日から4年
市川海老蔵（市川團十郎 白猿）さんの妻「小林麻央」さんがお亡くなりになってから4年の歳月が過ぎました。初めに異変に気付いたのは2014年に受けた人間ドックで「五分五分で癌」と医師に言われ精密検査を受けたそうです。
海老蔵さんは麻央さんが亡くなられた次の日に記者会見へ毅然とした態度で登場。愛する妻を亡くしたのにも関わらず、はかり知れない感情を抑えて記者団からの質疑に応答する姿に胸打たれたと同時になんとも言えない気持ちになったことを覚えています。
冒頭で話していましたが、思い出の写真を見ていると「めちゃ老けた。白髪も増えた。」病気が発覚してから去年までの約6年間にたくさんの苦労があったと思います。それが現れていたようですね。少し落ち着いたころには「若くなった」と嬉しそうに話していました。
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心が強くなった
麻央さんの闘病中で忙しいはずなのに、当時住んでいた戸建住宅には毎日のように報道陣が囲んでいて、なぜか宗教団体も一日5回もご自宅を訪問してきたそうです。
「普通の人だったら心が折れている」と断言。幸い海老蔵さんはいい意味で「普通ではなかったから折れなかった」と語っていました。それでも心労は積み重なっていくもので、何度も心は折れていたようです。
折れた骨が治るときにより太くなる、ケガした皮膚が治るときより厚くなるように、何度も折れた心はより強くなるものだと証明してくれました。きっと海老蔵さんの子どもたちも強く大きく育っていくのでしょうね。
麗禾ちゃんと勸玄くんたちへの想いは？
海老蔵さんが麗禾ちゃんと勸玄くんの2人に思うことは、個人的な考えだけど「母親がいないより父親がいない方がいい」と話します。こどもたちにとって「母親の愛や温もりはなにものにも代えがたいもの」と母親の大事さを感じているようです。
「本来与えられるはずだったものが与えられない」特に麻央さんは愛情を与えたい人だったために、こどもたちに与えられないことの悔しさや悲しみ、父親では叶えられない感覚をこの言葉に強く感じました。
経験した人にしかわからないことですが、こどもたちにとっては父親も母親もどちらも大切。麻央さんが与えられなかった分の愛情や温もりを海老蔵さんは充分与えていると今までの動画を見ていると伝わってきます。
母・麻央さんの願いとは？
2020年6月22日、麻央さんの祥月命日に投稿された動画【麻央のこと。今日はそういう日。】にも想いを伝えていました。「よく時間が解決してくれると聞きますが」と語り始め、「ものすごく長い3年であり、あっという間とは言えない」と3年では癒えない気持ちを吐露。
この日は麻央さんからのお願いごとを一つひとつ振り返る日。闘病中に麻央さんから「父として、歌舞伎俳優としてこうあってほしい」といろいろとお願いされていたようです。天国から見守る麻央さんに心配をかけないよう父として、歌舞伎俳優としてあるべき姿を示してくれるでしょう。
麻央さんの命日は夏至の日に近く、「夏至の日は晴れていると空が赤い、ずっと気付かなかったけど毎年夏至の日は空が赤い」とのこと。この日は麻央さんとのことを思い返す日なので、今まで気づかなかったのはゆっくり空を見る時間がなっかたのではないかと筆者は思います。
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SNSや視聴者の反応は？
「麻央さんへの想い」と「子どもたちへの想い」を語っている海老蔵さんですが、視聴者やSNSの反応はどうでしょうか？ いくつか紹介していきます。まずはTwitter。
子供たちにとってはどちらも大切ですし、きっと母親の温もりは海老蔵さんを通して伝わっているはずです。
経験したことのある人にしかわからないと思いますが、大変な苦労があったと思います。今後も応援していきましょう。YouTubeチャンネルのコメント欄もご紹介します。
・「老けてなんかいませんよ！どっしりして、風格が増して、よりステキな男性になっています！」筆者もそう思います！
・「海老蔵さんには溢れる愛情はもちろん、父性と母性をも感じます。普通の父親にはない感性。どんな時も強く優しく美しくある品格と信念。心から応援しています。」素敵なコメントですね！伝わる人には伝わっているみたいです。
海老蔵さんはすてきなお父さんです！
麻央さんが逝去してから4年が過ぎましたが、子どもたちの目には父親として充分すぎるほど立派に映っているのではないでしょうか？ 筆者は海老蔵さんの父親としての姿そして子どもたちの成長をいつまでも見守りながら応援していきたいと思います。
サムネイルは以下より：
