ふっくらごはんも炊けちゃう!
とつぜんですが、ここ5年間わたしが愛してやまない鍋について語らせてください。アサヒ軽金属工業のオールマイティなフライパンシリーズ『オールパンゼロ』は、出番がない日がないってぐらい我が家で大活躍してます。
どうオールマイティなのかって、深型で、蓄熱性が高くて、内面に4層もコーティングが施されているのでどんな食材にも熱が均等に伝わっておいしく調理できるんです。
もし無人島へたったひとつしか鍋を持っていけなかったとしたら、迷わずオールパン。だってその名のとおり、これひとつでなんでもできちゃいますから。
絶妙な深さが使いやすい
フライパンって一般的には「焼く」機能が求められていると思うんですが、オールパンなら焼く以外にも炊く・煮る・蒸す・炒める・揚げる・発酵させる…となんでもできちゃうのが最大のメリットなんですね。
深型なので野菜や麺類もたっぷり茹でられます。
ブロッコリーを茹でた後は、そのまま火にかけて水分を飛ばしてからポークステーキを焼いたりも。朝のお弁当作りには欠かせないマルチタスクっぷりです。
もちろん目玉焼きとか王道フライパン料理もお手のものですし…
羽根つき餃子もきれい。4層コーティングのおかげで餃子が鍋にこびりつかずに「スルッ」とお皿へ滑り落ちてくれるのですごく楽です。洗うときも楽!
あとね、パンも焼けちゃうんですよ。オーブン代わりになるんです。ちょっと面倒なのでわたしは作ってないですけど、ケーキとかブリンとかも作れちゃうらしい。
あまりに便利なので一台では足りなくて、我が家では外径26cm(ピンク)と22cm(ボルドー)の2台持ちです。1台目でパンを焼いて、2台目でビーフシチューを作れば、もう夕食が完成しちゃうという。
「余熱調理」という名の放置プレイ
鍋の本体はどっしりとした造りで、蓄熱性の高い「多孔質アルミ」という材質を使っているそう。だから、余熱調理が得意です。
たとえばごはんなら弱火で加熱すること15分、火を消して蒸らすこと10分。たった30分ほどでしっかりと粒が立ったツヤツヤごはんが炊けます(お米を浸水する時間を除く)。
ごはんに限らず、食材に火が通ったらすぐ火を消して、あとはフタをしたまま放置するのみ。余熱でじっくりと味を染み込ませるので煮物や蒸し物がめちゃ美味しくなるし、ガス代・電気代もかからなくて一石二鳥!
油なしで調理できる
一石二鳥といえば、オールパンならフッ素加工のおかげで油を引かなくても大抵の食材を調理できます。手間もカロリーも省けてあなうれし。
たとえばパンケーキもこのとおり。油を引かなくても焦げない!
鶏モモ肉は皮目を下にして焼くとカリッとするし、脂が溶け出してくるので事前に油ナシでも問題ナシ。オールパンで調理していると、確実に食用油を使う頻度が減ります。
ハンドルは着脱式
ハンドルは取り外せるので、たとえば炒め物とか作ってそのままお鍋ごと食卓に運んで行ってもOK。洗い物、減らせます。ハンドルを取ってそのままオーブンに入れて、アップルパイとかすてきなお菓子を焼いちゃうこともできるらしい(わたしはやったことないですけど…)。
収納時はシリコンガラス製のフタを裏返して、その上にもうひとつ鍋を重ねられるのも使い勝手の良いところ。場所を取りませんし、なんかスタッキングすると無性にかわいいんですよね。カラバリもかわいいし。あとめちゃくちゃ優秀なレシピ集もついてきますし。
ああ、オールパンへの愛を語り出したら止まらない…。
最後にもうひとつだけ。毎日使っているとどうしても鍋の内側のフッ素コーティングが劣化してきます。そこで、アサヒ軽金属の『おなべの病院』を利用すると、経年劣化した鍋を再加工してくれるのでそのまま使い続けられます。有料(税込6,050円)ですけど個人的には価値あるサービスだと思っていて、わたしはすでに2度お世話になりました。
オールパンゼロ(外径22cm)のお値段は税込17,490円で、オールパンゼロ(外径26cm)は税込19,690円。使う頻度を考えたら、初期投資として納得のいくお値段だと思っています。この価格の10分の1で買えるフライパンだってあるとは思うけど、余熱調理や油なし調理、できます?
デイリーユースで長く使うことを考えたら、オールパンのコスパは最高です。オールパン、ほんと好き!
Photos: 山田ちとら
Reference: アサヒ軽金属