ちむどんどんは「脚本の論理性が崩壊」 礒崎元農水副大臣が苦言「NHKは猛省する必要があります」

J-CASTニュース

   元農林水産副大臣で元参院議員の礒崎陽輔氏は2022年8月14日、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に対し、脚本の論理性が崩壊しているなどとツイッターで非難した。

   こうした言及を受けて、ツイッターでは、「政治家が口出すことではない」「放送局や脚本家への圧力」といった批判も寄せられている。

  • 礒崎陽輔氏(2015年撮影、写真:Natsuki Sakai/アフロ)

    礒崎陽輔氏(2015年撮影、写真:Natsuki Sakai/アフロ)

  • 礒崎陽輔氏(2015年撮影、写真:Natsuki Sakai/アフロ)

「俳優の皆さんは立派に演じられていますが…」

   「ちむどんどん」は沖縄の本土復帰50年に合わせて放映されている。1964年、まだアメリカ統治下だった本島北部「やんばる地域」を舞台に、主人公・比嘉暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけて料理人を目指す物語。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。

   ツイッターでは、暢子や、その兄妹の姿に対して憤慨したり、作品への不満を述べたりする声が上がり続けてきた。中でも多くの投稿が寄せられるハッシュタグ「#ちむどんどん反省会」は、批判タグとして複数の週刊誌で取り上げられ、大きな話題を呼んでいる。

   礒崎氏は14日、「芸能評論は控えていますが」としながらも、「ちむどんどん」について多くの意見が寄せられているとして次のようにツイートした。

「俳優の皆さんは立派に演じられていますが、脚本の論理性が崩壊しています。私自身沖縄振興の関係者として残念であり、既に手後れかもしれませんがNHKは猛省する必要があります」

   ツイートは16日までに約900件のリツイート、2000件の「いいね」が寄せられた。リツイートのうち400件超が引用リツイートで、次のような声が寄せられている。

「私もちむどんの酷さには呆れてるけど、政治家は黙っているべきじゃない?」
「確かに面白くないドラマですが表現の自由の範囲内であり、NHKに『猛省を促す』という圧力をかけるような類いの話ではないと思います」

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