防犯カメラに最適なWebカメラおすすめ3選。屋外でも室内でも使えるモデルを厳選

GIZMODO

いろんな所につけたくなる。

犯罪やいたずら防止はもちろん、留守中の訪問者をチェックたり、外出中に帰宅する子どもの様子を確認したり…とスマート防犯カメラはさまざまな心配事を解消してくれます。低価格のサブスク登録でさらに多様なサービスを提供してくれることも多いので、一家に一台あれば安心便利!ということで今回は、Wirecutterが厳選したカメラのおすすめランキングをご紹介します。


Wirecutterではこの5年間、数えきれないほどのカメラをレビューしてきましたが、今のところ「完璧なモデル」と呼べるものには出会っていません。というのも各カメラには、それぞれ得意分野があるから。もし完全ワイヤレスの防犯カメラがほしいなら、一番のおすすめはArlo Pro 4 スポットライトカメラになります。Amazonのプラットフォームを活用したい方はRingスティックアップカムがいいでしょう。いずれも録画動画のクラウド保存には有料のサブスクが必要ですが、それで通常の行動・人と不審行動・不審者を区別する追加機能に利用可能に。

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Photo: Wirecutter

最強のコードレス屋外Wi-Fiカメラ。バッテリー駆動の屋外用Wi-Fiカメラで、鮮明な2K映像が自慢。有料サブスクで人や動物、車や荷物、さらに通常と異なる不審な動きを区別することも可能です。

対応サービス:Amazon Alexa、Apple HomeKit(対応のベースステーションが必要)、Google Assistant、IFTTT、SmartThings

Arlo Pro 4 スポットライトカメラは、今回テストしたコードレスカメラの中で最高の画像と高性能アラートを提供してくれるカメラです。Arlo Pro 4はRingカメラ同様、サブスク登録すると映像をクラウド保存ができるほか、被写体の検知機能(人や動物、荷物や車両を区別)が有効に。2K HDRカメラカラーナイトビジョン機能で昼夜問わず映像は細部までクリア。最大5分間の連続録画が可能ですが、電池の消耗は激しくなります(使用状況により月1回程度の充電が必要)。「24時間365日録画」のオプションもありますが、専用機材が必要で月額料金はアップします。便利なArlo Secureの機能が使えなくなるので、おすすめはしていません。

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Photo: Wirecutter

最高の屋外Wi-Fiカメラ。バッテリー(プラグインバージョンでは付属の耐候性コード)経由で電力が供給されます。1080pのクリアな映像を提供するほか、人と他の移動物体を区別することができます.

対応サービス:Amazon Alexa、Works With Ring

Ringスティックアップカムは、130度の広々とした視野クリアな双方向音声で、鮮明な1080p動画を実現します。有料サブスクサービス「Ringプロテクトプラン」に加入すれば 動画や静止画のクラウド保存機能を利用可能。ベーシックプラン(月額350円、年額3,500円)でも60日間動画を保存してくれるほか、人検知アラートやスナップショット付き通知などの充実サービスも使えます。過去にはセキュリティ問題が起きたこともありますが、今は他者に負けない堅牢なプライバシーやセキュリティ対策がなされています。

コスパ最高の必要十分な屋外用防犯カメラ:Wyze Cam v3

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Photo: Wirecutter

コスパ抜群のお手頃価格。スマートさには欠けますが、1080pの映像とクリアなナイトビジョン、複数のストレージサービスを安価で提供します。

対応サービス:Amazon Alexa、Googleアシスタント、IFTTT

Wyze Cam v3は、今回おすすめするカメラの中で最も安価。コンパクトで取り付けやすく、無料のローカルストレージつき。月2ドル(約270円)、年15ドル(約2,020円)でサブスク登録するとクラウドストレージのほかに、モーション、人、車、ペット、荷物を区別するアラート機能がついてきます。ただし、このアラートは必ずしも正確ではなく、人や動物を「一般的なモーション」としてタグ付けすることもありました。Ringほど堅牢なつくりでもなければ、電源ケーブルも付属していません。

屋外用防犯カメラをおすすめしたい人

玄関先で置き配の荷物が盗まれたり、ゴミのポイ捨てに悩んでいませんか?もし玄関やガレージ、裏庭などにカメラを設置すればいつでもどこでも家の周囲の様子を確認できて安心ですね。不審者や来客を通知してくれるのはもちろん、家の外で起きていることを記録してくれるので、一分一秒逃さずチェックすることができます。プライバシーには十分配慮しなければいけませんが…。

今回は、以下の項目に注目しておすすめの防犯カメラをテスト・選出しています。

・画像の解像度

・ナイトビジョン

・アラート

・ストレージ

・オーディオ

・スマートホームとの連携

・パワー(バッテリー寿命など)

それでは、おうちと心の平穏を守ってくれる、最高の防犯カメラを詳しく見ていきましょう!

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Photo: Michael Hession

必要な場所(特に屋外)にコンセントがあるとは限りません。バッテリー駆動のArlo Pro 4 スポットライトカメラは、Wi-Fiの信号が届く範囲であれば、どこにでもカメラを設置することができます。充電式バッテリーを搭載し、2Kの映像はとってもクリア。メーカーによると、一回の充電で最大6カ月使用可能ですが、実際のテストでは2カ月に1度充電が必要だったので、使用法によってある程度かわるようです。カラーナイトビジョンや、動くものをデジタルで拡大し、視野に入れたまま追跡する「オートズーム・トラッキング」も装備。無料のクラウドストレージサービスを利用するには、Arlo Secureへのサブスク契約が必要。最大30日間クラウド上に動画を保存してくれる他、被写体検知機能(人・ペット・荷物・車を区別)が使えるようになります。

Arlo Pro 4の動画は、今回テストしたカメラの中でも最高画質160度という広い画角双方向のオーディオが特徴です。Wirecutterのテストでは、動きを検知してからわずか7秒でスマホにアラート送信してくれました。連続録画時間は10秒から120秒まで設定できますが、おすすめは「動作が止まるまで録画」というオプション。人物などの動きをキャッチしている最中は最大5分まで連続録画し、それを過ぎると一度1、2秒のリセット時間を経て、次の連続録画を再開します。動作検知した時のみ録画することで、バッテリーの消耗を抑えることができます。

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Video: Wirecutter/YouTube
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Video: Wirecutter/YouTube

鮮明な画像と豊富な通知機能を以外にも優秀なバッテリーが自慢ですが、過度な期待は禁物です。前述のとおり、Arloは「フル充電で6カ月間使用できる」と主張していますが、これは使用時間を1カ月あたり4,000秒・1動画あたり30秒・昼と夜の割合を2:1にした場合の話。つまり、6カ月もたせるためにはアクションの少ない場所に設置しなければなりません。とはいえ、人通りの多い場所にこそカメラが欲しい場合もあるでしょうし、電力を食いがちな寒空の下でカメラが必要なこともあるでしょう。そうした時は、予備のバッテリーかアクセサリのソーラーパネル充電器を購入しておけば安心です。

他のバッテリー式カメラと同様、Arlo Pro 4のバッテリー寿命はさまざまな環境要件に左右されます。ちなみに、本機種は-20℃から45℃までの気温下で動作しますが、やはり過酷な環境では電池の消耗が激しいのは仕方ありません。カチッとはめるだけで簡単に充電できる「7.6 m屋外用マグネット式充電ケーブル」もオプション購入可能です。

Arloのサブスクサービス“Arlo Secure”はカメラ1台につき月額320円~利用できるプランです。Wirecutterのテストでは、人物や動物、車両をほとんど正確にタグ付けするなど、非常に信頼性が高いサービスだとわかりました。月額には「アクティビティゾーン」の設定と、最大30日間の動画クラウド保存サービスが含まれます。アクティビティゾーンは、カメラの視野内にある特定のエリアの動作を検知したい場合に使用します。つまり、「人や動物だけを記録して、風で揺れる木やゴミ収集車をスキップする」といったことはできません。あくまで検知範囲を指定するものです。

Arlo Pro 4が動き(または音)を検知すると、スマートフォンに通知やメールを送信したり、動画を記録したりできますが、何もしないことを選択することも可能。アラートの感度を調整すれば、不要な通知を減らすことができます。さらにモバイルデバイス経由でスケジュールやジオフェンス(ユーザーの位置を追跡し、在宅と外出を判断する機能)に基づくアラートを設定することも。

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Photo: Michael Hession

Arlo Proには、ほかのカメラと一線を画す優秀なセキュリティ機能が搭載されています。1つ目は、明るい「モーションアクティベートスポットライト」。これを有効にしておくとカラーナイトビジョンが作動し、暗い夜間でも白黒のナイトビジョンより鮮やかな画像を映し出します。また、このライトで動物を追い払ったり、いたずら抑止にもつながるでしょう。ただし、バッテリーを消耗しやすいので、ご注意を。

また、オートズーム&トラッキングも忘れてはいけません。これはカメラの視野内で動くものにデジタルズームし、追跡する機能です。おもしろいし便利な機能ですが、もう少し流動的だったらいいな、という感じ。バッテリー寿命を縮めてしまう点や、録画の解像度が720p未満になってしまう点も気になります。

Arlo Pro 4には警報(82~95dB)が内蔵されており、動作を検知した時に自動的に鳴らすこともできますし、Arlo Secureアプリから手動で起動させることもできます。ただし、大音量なのでご近所迷惑や警察沙汰になることも考えられるので、本当に必要な時に使うようにしましょう。

多くのArloデバイスとは異なり、Arlo Pro 4はArlo Smart Hubとつなぐ必要はありません。ただ、接続すればベースステーションに内蔵された100dbのサイレンを作動させるアラートを設定したり、ArloをApple HomeKitにリンクしたり、外部ローカルストレージを接続したり、Arloの24時間354日録画オプションに登録することができます。ただし、Smart Hubを使用するとArlo Secureが使えなくなります。Arlo Secureはこのカメラをワンランク上にしてくれるサービスなので、こちらのほうがおススメです。

Arloアプリは使いやすく、AndroidとiOSの両方に対応しています。ホーム画面には接続した各カメラの映像が表示され、Wi-Fiの強度、バッテリー残量、アラームの状態も確認可能。画面下部のメニューでは、録画や設定にワンタッチでアクセスできます。このカメラは現在、Amazon Alexa、Apple HomeKit(Arlo SmartHubと併用した場合)、Google Assistant、IFTTT、SmartThingsと互換性があります。これらと連携させることで、対応機器に接続されたテレビでストリーミング映像を確認したり、カメラの動作検知センサーが照明などを自動で起動するよう設定したり、といったことができるようになります。たとえば、「Arlo Pro 4が動きを検知したら、居間のWyze Plugに接続された照明を点灯させる」とAlexaにお願いすることもできます。

気になる点

Arlo Pro 4は人やペット、荷物、車を区別することができますが、1つのクリップに1つのラベルしかつけられません。つまり、車が通り過ぎたときは「車両検知」とタグ付けされ、その10秒後に誰かがやってきたとしても、ラベルは車両検知のまま。アラート設定を「人物を検知した時に通知」としていると、訪問者を見逃す恐れがあります。低価格製品でおすすめしているWyze Cam v3は、複数のタグ付け可能な製品になっています。

バッテリー寿命はArloが主張するほどではない気がしますが、スポットライトをオフにしたするなど、工夫することで多少長持ちさせられると思います。

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Photo: Michael Murtaugh

Ringスティックアップカム通常の動きと人のモーションをしっかり区別し、信頼性の高いアラート通知を提供してくれます。クリアな音声と1080pの動画も自慢。アメリカでは有線式やソーラーパネル式も販売されていますが、日本での取り扱いは今のところバッテリー駆動モデルのみ。

ほかの多くのカメラ同様、動画をクラウド保存するにはサブスク契約が必要。月350円(年3,500円)のベーシックプランに登録すると、60日間のビデオ履歴やパーソンアラート(モーションアラート機能を人物検知時のみに限定できる)、スナップショット付き通知といったサービスを受けることができます。また、1,180円/月または1万1,800円/年のプラスプランでは、接続台数無制限や延長機器保証などが追加。もちろん、有料プランでなくてもライブビューやアクション発生時のスマホ通知には対応しています。ただ、スマホアプリを開くまでに大事な瞬間を見逃してしまう恐れがあるので、録画機能はあったほうが安心かもしれません。クラウドストレージがあれば一般的な動きと人のモーションとを区別できるようになりますし、防犯カメラとしてのグレードがアップすると思います。欲をいえば、Arloのように動物や車両のタグ付け機能が欲しいかも。

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Photo: Michael Murtaugh

Wirecutterでテストしたところ、何らかのモーションをキャッチしてからスマホにアラート送信まで所要時間はわずか3秒でした。Arloと比べると画像はシャープさに欠け、130度の画角は広くはありません。しかし音声も画像もクリアですし、ライブ映像や録画映像をズームして見られるのは便利。他のカメラ同様、通常のモーションと人間が同じ画面上に存在する場合、最初に検出されたものを識別します(「気になる点」参照)。

取りつけが簡単なのも魅力の1つ。付属のスタンドを使用すれば、玄関先やテーブルの上、木の上などに簡単に設置することができます。家の脇(側面)にカメラを取り付けることも可能。さらに柔軟に使いたい方向けに天井用マウントも別売されています。

iOSとAndroidのアプリはどちらも使いやすく、ホームページから接続済みカメラのライブビューを確認したり、内蔵サイレンを手動で鳴らすこともできます。また、イベントの履歴にアクセスしたり、設定画面のモーション検出やモーションアラートのオンオフを切り替えたり、ほかのリングデバイスとリンクしたり、モーション感度を微調整したり…とさまざまなことが可能です。

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Video: Wirecutter/YouTube

アメリカでは”Neighbors”という近隣監視SNSとも連携しており、地域の警察といった防犯当局との情報共有が話題になっています(日本ではそうしたことは行なわれていません)。プライバシー侵害が問題になりがちな防犯カメラですが、Amazonでは「すべてのRing製品は、何重ものプライバシーおよびセキュリティ保護対策を用いて設計されています」としています。カメラ視野内の特定のエリアをライブ映像や撮影録画から除く「プライバシーマスク機能」や映像や音声の録画のオンオフを切り替えられる機能などを搭載し、プライバシーに配慮しているとのことです。

気になる点

Ringは、ArloやWyzeのカメラのように、人や一般的な動き以外のアラートは提供していません。ただ、検知機能やアラート自体はかなり正確。Arlo同様、1つのクリップに複数のモーションをタグ付けすることもできません。つまり、車と人が同じクリップに表示されても、どちらか先に来た方をタグ付けするため、訪問者が見逃される恐れがあります。モーションと人物、両方のアラートを受け取るよう設定することも可能ですが、それでは不要な動画が多くなりすぎる可能性もあります。

コスパ最高の必要十分な屋外用防犯カメラ:Wyze Cam v3

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Photo: Michael Hession

2022年3月、BitdefenderはWyzeカメラのセキュリティ上の欠陥を詳述したレポートを発表しました。現在はセキュリティアップデートで対処されていますが、古い機種はサポートが切れているため修正ができないため、使用をやめるよう呼びかけられています。

Wyze Cam v3は「耐候性」を売りにしており、暑い日も極寒の日も使用できるほか、防水性も備えているとのこと。Wirecutterのテストでも壁のような平らな面や垂直な面に取り付けた際は雨にも湿気にも耐えてくれましたが、屋根下のような場所に上下逆さまに設置した際は浸水が見られました。Wyzeは画像を反転させられるので理論上は上下逆でも使えますが、そのような使用法はしないことをおすすめします。幸い、Wyzeのカスタマーサービスに連絡したところ、1週間もかからずに交換品を提供してくれました。

それを差し引いても、やはりWyze Cam v3をおすすめしないわけにはいきません。第3世代となる本機は、先代よりも優れた画像を提供しつつ、コンパクトで使いやすいのが特徴。最有力候補にしないわけにはいかない。屋外でも室内でも使うことができ、耐候性のパッケージに無料のローカル動画ストレージ(microSDカード用スロット経由)とクラウドストレージのオプションがあります。さらに、カラーナイトビジョンとセキュリティサイレン(最大85dB)も搭載しています。

見た目もスタイリッシュで、1080pの動画を130度の視野角から20フレーム/秒で撮影可能。カラーナイトビジョン搭載で、昼間と同じように、とまではいきませんが、街灯など暗めの灯りでもしっかり写してくれます。ナイトビジョンを「自動」に設定すると、外が暗くなりすぎたときにモノクロ画面に切り替わります。カメラの切り替えタイミングを「周囲の明るさがここまで落ちたら」といったようにカスタマイズすることも可能。別売りの専用スポットライトキットを追加すると、周囲の明るさに関わらずカラーナイトビジョンを継続させることができます。

他の製品と比べて非常に安価でですが、その分動画品質や音質はそれほど良いとは言えません。人物検知等のサービスにはCam Plusのサブスク登録が必要です。

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Video: Wirecutter/YouTube

屋外用カメラに必須の耐候性も装備しており、-20℃から45℃まで対応。電源コードの長さは約183cmなので、ちょっと短めで、コンセントとの距離で置き場所が制限されるかも。その場合は381cmのWyze Outdoor Power Adapterを追加購入するといいかもしれません。

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Photo: Michael Hession

動きをキャプチャするとクラウド送信されますが、無料アカウントではクリップが12秒まで、頻度も最大5分ごとと制限があります。つまり、録画の合間に5分間待機時間あるので、重要なイベントを見逃してしまう恐れがあります。カメラ1台につき月2ドル(約270円)、年15ドル(約2,020円)のサブスクサービス“Cam Plus”に登録すると、待機時間なしで最大5分間の動画撮影が可能になるほか、通知もより正確になり、人物や荷物・動物・車両検出機能が追加されます。

他の製品ほど高性能ではありませんが、お手頃価格で使いやすく、コスパを考えれば十分ハイレベルなパフォーマンスを提供してくれています。Amazon AlexaやGoogle Assistant、IFTTTをサポートしているので、カメラの映像をスマートスクリーンで表示したり、照明やドアベルといったスマートホームデバイスとリンクさせることも可能です。

他にもまだある!高性能の屋外防犯カメラ

上記でご紹介したベスト3には及びませんが、今回テストした中には他にも優れたカメラが数多くありました。

無料のクラウドストレージつき

Arlo Pro 4の先々代、Arlo Pro 2はまだまだ使える機種です。現在、Arloのウェブサイトからは謎の失踪を遂げており、いつか出会えなくなることは間違いないと思います。このモデルが廃止になったら7日間の無料クラウドストレージも廃止になってしまうかもしれませんが、この点について同社はコメントしません。

暗い場所でも使いやすい

Arlo Essential Spotlight CameraはArlo Pro 4同様にベースステーションを必要としませんが、1080pのビデオしか撮影できません。リムーバブルバッテリーを搭載したArlo Pro 4のほうが、一枚上手です。

Arlo Pro 3 Floodlight Cameraも優秀な投光照明カメラです。高度は明るい2,000ルーメン(優先だと3,000ルーメン)で、昼間の2K動画も素晴らしいものでした。夜間の画像も良好ですが、本領発揮してくれるのは被写体がカメラの真正面に立っているときなので、玄関先やゴミ箱の近くなど、特定のエリアに焦点を絞りたいときに最適なカメラだと思います。

HomeKitユーザー向け

Circle ViewはApple HomeKitとの相性は良いですが、モーション感度を調整する機能は提供されていません。また、テストでは映像が欠ける事象が何度か発生しています。ただ、映像のクオリティはすさまじいです。

24時間365日のクラウド録画

Google Nest Camは有線で使用した時に、信頼性の高いアラートといった性能を最大限発揮しますので、オプションの耐候性ケーブルを購入することをおすすめします。同梱されているコードは耐候性がなく、長さも約91cmと短いので使いにくいかもしれません。コード付きなら24時間365日(Nest Awareプランの場合)記録することができます。バッテリー仕様ではいくつかのイベントを見逃すことがあり、Google Homeアプリでのレスポンスも遅く、短い録画時間の間に4分程度の待機時間が生じます。録画時間を3分まで設定することはできますが、バッテリーの消耗が早くなります。

©2022 WIRECUTTER, INC. A NEW YORK TIMES COMPANY.

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