これは食パン革命だ…!
我が家はわりとパンが好き。お店で買うパンも好きですけど、コロナ禍ではシロカのホームベーカリー(SHB-712)に頼ってました。
前の晩にセットしておけば、翌朝目覚める頃には家中が焼きたてパンのこうばしい香りに包まれていて、なんとも幸せな気分になれるんですよね。
でもホームベーカリーって手間がかかるし、飽きない?ってよく聞かれます。
実際、食パンを焼くのに最短でも2時間38分かかりますし、毎回同じレシピで食パンを焼き続けると子どもたちの反応が薄くなる時もあります。
ところが、最新のシロカのホームベーカリーは進化していて、パンを焼くのに1時間かからないそうなんです。さらに、作れるパンの種類も増えて、今話題の高加水パンや高級生食パンだってふつうの食パンと同じ工程で作れちゃうらしい。パン好きとして気になったので、さっそく詳しい話を伺ってきました。
ちょうどいいサイズ感で、使いやすく
こちらが「おうちベーカリー ベーシック プラス」です。
本体は幅23.3cm×奥行29.7cm×高さ29.4cm。1.5斤サイズまで対応
シンプルなメニューボタン
本体重量(パンケース、パンケースの底にセットされているパン羽根含む)は3.6kg
持ち手が省略され、全体がスリム化されています
左側が新しい「おうちベーカリー ベーシック プラス(SB-2D151)」。真ん中は1斤サイズの「おうちベーカリー(SB-1D151)」、右側は2斤サイズの「ホームベーカリー(SHB-712)」です
サイズはこれまでのモデルの中間ぐらい。やっぱりパンは焼きたてが一番ですけど、1.5斤なら大きすぎず小さすぎず、無駄なく食べ切れそうです。
さて、気になるお味のほうは?
「高加水パン」はやみつきになるおいしさ
30種類あるメニューの中から4種類のパンをご用意いただき、いざ試食。
編集部員・もぎはまずイチオシの高加水パンをひとくち。
お、おいしい……!!思わずほほえんでしまう、そんなやさしい口あたりでした。
もっちもちの食感に驚きです。蒸しパンのようにしっとりとしていて、喉ごしが滑らか。モッサリ感がないので、バターやジャムを塗らなくてもそのままどんどん食べられちゃうおいしさでした。
ふつうのパンは水分量が65%から70%ぐらい含まれているのに対して、シロカの高加水パンは90%もあるそう。水分量が多いだけに焼成時に水分が蒸発しやすく、キメが荒いのが特徴です。
水分が多くて食べごたえはあるんだけど、消化しやすいので小さいお子さんやご年配の方にもオススメなのだとか。生クリームや牛乳を足していないから、ヘルシーなのでは?とも思いました。
トースターで焼くと外はカリッ、中はモッチモチになって、さらにおいしかったです!
超早焼きパンもふつうにおいしい
こちらはたったの58分で焼き上がる超早焼きパン。ごはんを炊くのも、パンを焼くのも、もはや同じぐらいの手間と時間しかかからないんですね。
しかも味はふつうにおいしい食パンで、早焼きパンって言われなかったらわからないレベルでした。
従来の早焼きパンはイースト菌の量を増やして発酵を早めているんですが、シロカの「おうちベーカリー」は事前にイースト菌をぬるま湯で溶かしておくのが早さの秘訣なんだそうです。なので、イースト臭もキツくありません。
トレンド入りして久しいブリオッシュも自宅で作れます。甘くて、ふわふわで、おかわりしたくなりますね。
このほかにも天然酵母で発酵させたじゃがいもパン、糖質オフパン、ヴィーガンパン、ライ麦パンなど、付属のレシピブックに掲載されているパンレシピは多彩です。
焼きいも、甘酒、チーズまで作れちゃう
さらに、ホームベーカリーに「こねる」「発酵する」「焼く」作業をおまかせしちゃえば、パン以外の料理も手軽に作れるそう。なんと、焼きいもまで……!習慣さえ身につけば、毎日でも活用できそうです。
シロカによれば、コロナ禍でおうち時間が増えた分、自宅でパンを焼く人が増えているのだとか。うん、我が家もまさにそう。そこで、どんなキッチンにも「ちょうどいい」ホームベーカリーを目指したのが「おうちベーカリー ベーシック プラス」なのかなと思いました。
コンパクトで場所を取らないし、レシピが充実しているし、食べたいと思ったら1時間未満で焼きたてパンを食べられちゃうのはとっても魅力的です。
「おうちベーカリー ベーシック プラス」の実勢価格は15,840円 。高級生食パン8本分と思えば、高くないかも?
Reference: siroca
Photos: 山田ちとら